Vol.799

神の責任

いまの地球の悲惨の責任を、聖書の神はどのようにとるのか、という人間の質問が、祈りとなって、精神界に届きはじめました。
私が知らされた、日本の仕組みの最後の秘密は、実は聖徳太子にあり、イエスの十字架上の死に対する聖書の神のすべての問題を一気に解決するには、その神の暗黒面を人間世界に現実化して、この宇宙が神の復讐の場とならない構造を精神界の内なるルールとして現実化するしかなかったというのが、そこにある情報です。
日本のアニメの世界で、なぜ、ロンギヌスの槍がテーマになっているのかというと、その槍は、人間の無意識領域にある、神の復讐心の物語に火を付けることで、地上の人間に多くの死をもたらすよう作用するという運命を持つからです。
残念ながら、その槍は、かつてのナチスの原動力となり、それを封じるようはたらいたのが、日本の神々で、大本教に代表される日本の新興宗教と呼ばれたムーブメントは、世界を破滅させないための日本のはたらきだったのです。これらのことを中心となって用意した神格が、実は伏見のウカノミタマで、その仕組みの終了と、役割の終了を、人間界の代表として、私はこの一月三十一日に伏見稲荷にて報告したのでした。
その後、私の身に起きたのは、このままの地球の波動が続くと、現行人類の免疫系が破壊されるという、一種の身体的情報で、パンデミック騒動のもとになるウイルスとそれ用のワクチンというものの背後にある人間世界の科学的悪意というものの精神界の認識化だったといえます。その用意が整う過程で、いまの人類が直面しているのが、世界のマネーを支配している人間グループとそれに対抗するある種の復讐心に満ちた人間グループの戦いです。これは、聖書というか、一神教の暗黒面なのですが、実は、過去の歴史で、その戦いで死んだ人間のたましいが、いまの時代のその復讐心のエネルギー源として、大量に転生しているという情報もあるのです。どうやらそれは、この二千二十二年に、五十五歳以上の、スピリチュアルな世界の愛好家やカルト的宗教に親近感を持つ人間グループとして、世界中に存在しています。当然、日本では、その中に無神論的世界観を進歩的と信じている人間グループも属しています。世界史的に見るなら、無神論者や共産主義者という人間グループは、アンチキリストの人間界における手先としてつくられたものだからです。つまり、いま進行中の戦争は、無神論のフリをした、聖書の神に反する精神的エネルギー領域のグループと、聖書の神の怒りを体現した精神的エネルギーに満ちたグループによる、闇と闇の戦いなのです。そして、この闇と闇の戦いというものが、約二千五百年前に、ブッダと呼ばれることになる人間意識が見切ったこの宇宙のカルマというものの正体です。その責任を取るために、聖書の神は、自身の闇のエネルギーを、いま生きている人間にわけみたまのようなものとして、投入してしまっています。そのまま、放置すれば、永遠の戦いのサイクルの中に帰ってしまうよう、この宇宙は運命づけられているということです。そして、その不幸の原動力が、人間の世界で背負わされる借金というマイナスのエネルギーだということを、これから人類は知ることになります。
人間に借金を背負わせた存在を、聖書の神は激しく憎んでいます。そして、その怒りは、この地球全体を暗黒のエネルギーで覆うほど強いのです。このエネルギー領域からの解放のためには、最後の審判の希求しかないのですが、それをする道を人間に指し示しているのが精神学なのです。人間の身体と意識のみが、その最後の審判のエネルギーの供給者として、この宇宙を理解し、不条理なエネルギーの処理をすることができることに気付けば、人間は、我らの神の責任を担うものとなれるのです。その時代がこれから、はじまります。

神紀二年(二千二十二年)三月三日 積哲夫 記