Vol.729

京都と長安、いまの日中の糸

この二千二十年の十月二十五日に、私は、京都の愛宕神社に登ってきました。いうまでもなく、愛宕山は、伊勢へ七たび、熊野へ三たび、愛宕さんには月まいり、と言われた修験道の聖地で、もともとは、役小角と白山で有名な泰澄が開いた山とされ、平安京のはじまりの時代には、和気清麻呂によって、京都を守る結界の一部として機能するよう意図された愛宕権現として、今日まで続く信仰の山としての体制が整えられたと考えられます。
桓武天皇の平安遷都は、西暦七百九十四年に実施されましたが、その基本は当時の大国であった唐の都の長安をモデルにしています。そして、その都を守護するために、当時、大陸から入ってきた仏教や陰陽道などの知識を総動員して、つくられた結果、大陸の同様にしてつくられた都と日本の京都との間に、ある種のリンクが生じ、それは現在まで続いてしまっているというのが、私に知らされている情報でした。
今回、私が山に登って、神社で待っていたのは、カグツチの神で、これで古くからの京都の主要なる結界のひとつが、切れたことを伝えてくれました。なぜ、このタイミングで、私に、山に登れという指示があったのかも、その時に知ることができました。
いま、日本の学界と産業界のなかにある、強固な親中的な、意識のもとが、この京都がつくられた時に組み込まれた、大陸由来の精神界をコントロールする知識を使った結界が、今日まで機能しているところにあるのです。
現在の京都には、中国共産党の未来戦略に、きわめて協力的な国際的な電子機器、電子部品のメーカーが集中しています。さらには、孔子学院に代表される、中国共産党の学問や研究部門への浸透工作に呼応するような大学等も、多いということも知られています。また、いまは減少していますが、大陸からの観光客が、いまの京都に、かつての大唐帝国の記憶を呼び起こすという心情的な反応をして、この日本を、中国文化圏の一部という誤った印象を与えたことも事実でしょう。
なぜ、このタイミングで、日本と大陸のつながりを切るようことを精神界が私たちに求めているかというと、アメリカの大統領選挙があるからです。
いまの日本は、わかりやすくいうと、京都の街に代表されるところが、親中的な結界を持ち、明治維新と敗戦ということが起きた東京の街では、親米的、あるいは親フリーメイソン的な結界を持っていて、国際情勢を反映するような構造を持ってしまっているのです。
つまり、日本は昔からいわれているように、世界の雛形として、いまの世界でも機能しているというわけです。
今回のアメリカの大統領選挙後の世界は、中国共産党に親和的な人間グループと、そうではない人間グループに分断されることが、予想されていますが、日本も例外ではないのです。そして、これは、無神論によって世界をコントロールできると信じるグループと、神なき世界で生きることは考えられない人間グループの最終戦争の場に、この地球が移行することを示しています。
現在、日本国内で問題になっている日本学術会議のことも、そうしたマクロな動きの一部だといってもいいのでしょう。
京都が、いまの中国共産党と切れ、東京が、いまのアメリカの民主党を中心としたアメリカを歴史的にコントロールしてきた勢力から解放されないと、ほんとうの意味での独立国とはいえないのです。そして、この独立性を持たない限り、日本の産業界も、学界も、新しい分野で成功することはないと、知るべき時が来ています。
今回の愛宕山で不思議だったのは、本来ならば居るはずの愛宕太郎坊天狗が、そこに居ないことでした。いまの時点で、私が知り得ているのは、日本の神々も詳しくは知らない、日本国内の各種の結界について、天狗はよく知っているということです。
京都が終わりに近づいている現在、天狗界は東京の結界切りに動員されているようなので、今は東京なのでしょう。愛宕社は、日本全国にネットワークを張り巡らしているので、東京の変化にも大きく関与するはずだからです。

二千二十年十月二十九日 積哲夫 記

 


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