別巻<バランス>

私事で余裕がなく、随分長い期間更新が途絶えてしまいました。
5月末に一度更新をしようと文章を書きかけたのですが、2ヵ月半ぶりの更新に相応しい内容を考えつかず、更に2ヶ月が経過してしまいました。
Sekiさんより、もうすぐ出版プロジェクトを始めることになった、君の書いた文章でも出版できるようになるはずなので、ブログを再開してはどうかと背中を押されて、ようやく更新することができました。
この4ヵ月半の間、ワタシはまるで根無し草か糸の切れた凧のようでした。
悶々と、このままで良いのか?良いわけがない。では、この先どうするのか?う~ん。といった自問自答が続き、今までに幾度となく経験した転換点の直前が今なのかと思えるような時を過ごしていました。
過去を振り返りながら、このブログを書いています。起こる事柄の規模に差異はありますが種類は同じものなのかと改めて感じています。
ワタシにとって良いことと悪いこと、双方の規模が大きくなっている。振幅が大きくなっているように感じます。
その意味は?
近い将来、今の状況を解釈できるようになった時に、解説できると思います。それまでは、別巻はワタシのための成長記録・・・のようなものですね。(このブログを読まれた方には無礼をお許しください)

さて、このブログのタイトルに使っているホグワーツ。第6巻を読み終える前の、Sekiさんとの会話。
「本当に強運で、人にも恵まれているワタシが、思うように成功できない理由がやっとわかりました。良いひとになります。」
「良いひとは騙されるよ。」
「ただの良いひとは騙されるかもしれませんので、賢い良いひとになるよう努力します。」
「まあ、がんばって。」

賢くて良いひとならば、途中経過はどうあれ、最後には勝つことができるということを伝える物語であって欲しい。現実は、そうだと思うし、そうあってほしい。でも、期待は外れ、ダンブルドア校長が闇の勢力に殺されてしまった。
知らず知らずのうちに、次の巻でガンダルフのように復活するのかもしれないとか、本当は殺されてなどいないとか、期待する結果を自分の頭の中で作り出そうとしていた。

現実の世界でも、自身が期待することが実現しないときに、原因をひとのせいにしたストーリーを頭の中に作り出し、自分自身を納得させようとしたり、目に見えぬ力に頼ろうとすることが、今までは多かったように感じる。
賢く良いひとになるということには、常に、自分の感情に左右されず現実を見据え、正しい判断と行動ができるひとになるということが含まれている。

目に見えぬ力に頼らないようにしようと、この2ヶ月間、神佑天助を期待せず、会社の売り上げを上げるために、ただただ働いた。泥臭い努力をすることで、何か答えを得られるかもしれないと期待して。
結果は・・・

一言でいうと、非常にバランスが悪い。片足を骨折して、まっすぐ歩けないという感じだ。何とか歩くことはできるので、負債のないひとなら生きていくことはできるが、ワタシの場合は難しい。
分かっていたことだが、ワタシの欠点は、精神世界と物質世界、どちらかに偏りすぎるということだった。過去は、偏りすぎていても、それなりの利点があったが、もう今は違うようだ。

バランス良く生きる。なかなか難しいけれど、できないことはないと信じよう。

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