昨晩は圧倒的な存在の強さに遭遇した
母猫あめちゃんの子ども二匹を極寒から守るため
室内で寝床と食料を与えて保護している
そわちゃん
つぶちゃん
人間にすっかり慣れてきた
ということはないので
離れたところに寝床を作っている
ここちゃんはスイスイわたしの布団の上へやってきて
そこで眠る
昨晩は5秒でここちゃんは眠りに落ちた
形からいうとわたしは大根
ここちゃんはミニトマト
なのに
なのに
昨晩感じた圧倒的なミニトマトの存在の強さ
!
意味もわからず感動で涙がながれた
なんだろうこの強さ
黙想した
そうか
弱さがない
わたしの自身の弱さは心のさまにあった
ここが
仲が
よくなっていないのだ
と
わかった
幼稚園時代から人生の中にやってきた「仲良くしましょう」
というフレーズ
これがすごく「いや」だった
でも
ありとあらゆるところで耳にしなければならなかったこのフレーズ
「いやだった」
不幸中の幸い
母からこの言葉を聞くこともなく生育された
かわりに母はよくわたしに言っていた
離れなさい
ここちゃんの布団の上での重量(強さ)は
もう形を超えてミニトマトではなく
かぼちゃだった
わたしは心をいつも真っ白にさせなくては生き辛かった大根
両親の話を小さいときから何回も聞いた
戦争で仲がよかった友を
目の前で突然
ムコウへ葬られる体験
母は縫い物をしながら突然話し出すこともあった
父はきっとお酒の勢いがなければ話せなかったのだろう
一日おきの晩酌のとき話し出した
わたしの心の中でいままでずーっと
この「ムコウヘいってしまった友」が生き続けていたのかもしれない
ムコウ
と
コチラ
では
仲を良くしようにもかなわないので
それで
わたしの心の中で叫び声をあげていたのかもしれない
そうか
どうしたらいいだろね
かんがえてみるね
待っててね