その前日
そら：から電話があった
入所についての身元保証人は自身であるから
「なにかのとき」は自分の携帯にかかってくる
・
ベットからカツラクされまして・・・とヘルパーさん
わたしは、
・？え　
と聞きなおした
・
あ。あのーずり落ちてしまい
おでこにコブができ・・・
体温血圧は心配ありません
・
あー。滑落
わかりました　きょうは姉がまもなく着くと思います

・・・ということがあった

熱田神宮へ夫と今年はじめてのごあいさつにむかった

・あしたシンロジカル・セミナーへ向かわせてもらいます
どうかぶじに連れてってください

と本殿で頭をさげた

第１７回目
シンロジカル・セミナーのすべてがととのい
机といす
を会場に集まった人たちに混じって収納しているとき

・ごめんなさい
ごめんなさい　ごめんなさい　ごめんなさい
・・とあとからあとから　感情がわいてきた

ああ。どうしよう
どうなってしまうんだろう
とおもった

どこへ
どなたへ
・ごめんなさい
を届ければいいのか・・・わからなかった

ただ
生死にかかわることのようだということがイメージにうかんだ

—ニュース—–
・
追悼コンサート
マーラー交響曲第二番
「復活」
指揮者
佐渡　裕氏は二年前から選曲をきめていた

第五楽章　合唱
パート歌詞　
ラッパのファンファーレ
「恐れることはない！
恐れることはない！　備えよ！
」

—–ニュース——
・
脱水症状で転倒
１区走者
２区の走者にバトンが数十センチ届かずルールはルール
「失格」となった
広島市で開かれた第２０回
全国都道府県対抗男子駅伝競走大会
広島平和記念公園前発着
愛知、大会初の「失格」

机といす
が全部収まったころには気持ちもだいぶ落ち着いた

ここまでくる行程のステップステップで
たしかに
「連れてきてくれた」ことは

体感と
物理的なことと
経済的なことと
タイミング的なことと
でほんとうによくわかった

ぶじ住まいにもどった

あたたかいお茶を仏壇に運びたかった
置いた上からのぞいたら

茶柱が
十秒くらいの間
グリーンの液体の中を立ち泳ぎしていた
なんと
その茶柱のかわいらしさ

きっとこれから

「連れてきてくれた」長い長いここまでの
ことに対してとった自分の
行動（思考）の結論も
「ごめんなさい」とかの
感情の結論も

出てくるのだと思う

「こんにちはー」
とタンポポ　カタツムリ　蝶々のように。。

そのときまたいろいろ感じ取らせてもらおう

身体は
「強く生きたい、」
と言っている