No.45
仙台市にある大学病院での精密検査で、わたしの身体は悲鳴をあげていました。
検査のために体力と精神力のコントロールが必要とされたため日頃の堕落さを実感した入院生活でした。
そんな折、イコンシールの話を通じて、何田匡史さんと死について語ることがありました。
わたしと何田さんは個性豊かで物凄く気が合いますから、やはり死についても共感できるものがありました。
『こういうのって面白いよね。ワクワクするじゃん。』何田匡史さんが愉しそうに話をしているのを聴いて、わたしは何とも言えない気持ちが込み上げて涙が溢れそうになりました。
【やっと順番がまわってきたんだね】わたしのなかのじぶんが囁きました。
そして、わたしは何田さんに対して
『この人は、ほんとうに世のため人のために働きたいんだなぁ』と思いました。
『こんなわたしでも、何田さんのお役に立てることあるかしら?』
『もしかして、この人となら、世の中を換えていけるんじゃない?』
しかしっ何田さんって、お金儲け主義じゃないからサービス精神旺盛だしっ(笑)
でも実直で、誠実で、なんといっても裏切らない人なのです。
人は欲深く、こっけいな生き物で、人間関係はめんどくさく、厄介だらけです。
だからこそ、ほんとうの愛と勇気と正義を貫き、欲を人のために使い、めんどくさいことを簡単にこなし、厄介な問題をさっさっと済ませるように いつもじぶんの内なる存在に語りかけるのです。
【お前はそれでいいのか?お前はそれで満たされたか?お前だけが良ければいいのか?】
じぶんとじぶんに関わる存在が良くならないと事を成し遂げる意味や価値はありません。
わたしは、この世の人間として生まれ、何をやるかよりも、誰とやるかを重要視してきました。
あんな気のいい人は、今の時代に貴重なのです。
だから、わたしは彼の真剣勝負に加勢しようと思いました。
まずは何から始めようかと考えながら地元に戻ってきました。
やはり一番の協力者は妹です。
わたしの肺移植に纏わる物質世界で起こる現実を魂のプログラムに照らし合わせて進んでいきます。
わたしは、何田匡史さん、勇吉先生と、これからも精神世界を正しく伝えて生きたいです。
今日ある命は当たり前ではありません。
今日ある肉体はいつまでも持ちません。
今、これから生まれ変わるのです。
いつも教えてくださる、また環境を与えてくださる積哲夫先生に感謝致します。
わたしを支え、守り、助けてくださる皆様に感謝致します。
ありがとうございます。
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