「1コース目の抗がん剤治療が終了し、2コース目に入る前に、主治医の先生に状況を伺ったのですが、これまで、何を聞いても厳しいですねとか、まだまだ分かりませんよ、としか言わなかった先生が、薬がよく効いてますね~と感心されてました。どうやら通常の検査の結果を見る限り、がん細胞がなくなっているのだそうです。」

「それは、良かったね。」

「お茶やお水には秘跡水。毎日ライトオイル塗布。食事にはコンセクソルトをふりかける。そして身体にイコンシールを貼る。と、できる限りのことをしているので、どれが効いているのかはわかりませんが、この際、何が効いてるかはどうでも良くて、がん細胞が消えてくれたことが、ただただ嬉しいです。そしてみなさんの祈りの力も、もちろん作用しているはずですし。本当にありがとうございます。」

A本人も、自分は本当に入院してがん治療をしなければならないような病人のような気がしないと言っていて、みんなに心配をかけないように、元気を装ってるというようにも見えず、本当に元気なのだ。ただ、体重は減っているし、こぶとり爺さんのように腫れているこぶは小さくなるどころか、どんどん大きくなっていて、傍で見ている私にしてみると、腫れが収まらないことには、手放しでは喜べない。

主治医の先生は最初、顎の下の腫瘍は1コース目では完全には小さくならないが、2コース目くらいで徐々に小さくなっていくと判断しているようだったが、ある日、こぶから膿のようなものが出てきたことで、別の科で切除する方が良いかも知れないという判断に変わった。別の科を受診した結果、腫瘍ではなく、膿が溜まっているという状態だということが分かった。膿を出しきったら、腫れていたところが、ぺっちゃんこになった。白血球が頑張ってくれて、元々は腫瘍で腫れていたところが、膿に変わっていたのだ。私たちが気付かなくても、間違った判断をしていても、きちんと機能して教えてくれる。人間の身体がどれだけ高性能にできているのか、元気な時にはあまり気にも留めていないが、病気になってみると余計にわかる。弱っているときは特に、オイルや塩、シールの力を借りれば、正常に機能してくれるのだということも。