先月、自分の住む家のお清めをおこなった。

産土神社へのごあいさつは、家から徒歩５分の神社へ行った。ことばを待ったが、イメージが来た。塩を立てた位置から天に向かって光が伸びるイメージだった。家に帰り、場の清めをおこなったが、３回ではまだのような気がして、結局７回まわった。

この家とは、日頃から良い関係を築けていると感じている。日常的に、感謝をこめて掃除をすると、目で見ても空気が変わるのがわかった。

だけど長年住んでいる間に、掃除ではとりのぞけないものも溜まっていただろう。それもずっと持ってくれていた。私が清めをすることを決めたことを知って、溜まっている場所を夢で教えてくれた。人の頭大のサイズの虫がたくさんいる夢だった。私は虫が大の苦手で、夢の中で殺虫剤を必死に噴射した。もちろん効き目はないのに。知らない人が出てきて、ある箇所を指差す場面もあった。前日には、実際にゴキブリがひっくりかえって死んでるところもあった。それらの場所は、私が心身共にいちばんケガレを流し、エネルギーを取り戻させてくれる場所だった。
すなお、だと感じた。これは、この土地の性格だろうか。この家の性格だろうか。この家に使われている木の性格だろうか。そんなことを考えていると、土地を守る、という言葉が浮かんだ。産土神と天は、土地を守っている。