Vol.800+30+39

黒いマリアとマネーの死

この二千二十三年七月二日に、この世界の支配と被支配、マネーの独占のもとたる仕組みを作った、黒いマリアと呼ばれてきた、闇の意識体が、その内に蓄えていた無数の配下のたましいと共に、最後の審判の場に引き出され、この世から消えることとなりました。この場に居た、大天使ミカエルによれば、その暗黒の母は、天使の軍団でも、イエスでもたちうちできなかったもので、その最後が、この日だったのは、あらかじめ定められていたものだと、私は認識しています。
実は、この黒いマリアの支配領域は、この世の光を盗むことで存続してきたもので、精神学が伝えてきた光のエネルギーの多くも、彼らの盗みの対象だったと判明しました。そこで、明らかになったのは、この黒いマリアという存在は、暗黒のたましいを生成し、それを植え込んだ人間によって、この世を支配するという、システムの頂点にいたということで、彼女が存在する限り、地球上の殺戮の原因をつくった力は消えず、その責任者たちは、彼女の内で生き続けることができていたようなのです。この領域の存在が、この世の闇の側の言い分であった、最後の審判の日など決して来ることがない、というものの根拠だったのです。そして、この黒いマリアの分身、日本神界の言葉でいうなら、暗黒の母神のワケミタマは、かなりの人間に授けられていたということも分りました。
それは、意識しなくても、現行の社会のマネーの論理を受け入れるだけで、移植されてしまうもののようで、それを排除することは、これまでの知識では困難でした。その本体が消えたことで、これからは、次のような手順で、光の側の波動シールを使うことにより、人間の意識と身体に宿った黒いマリアをあぶり出し、消滅させることが可能になりました。

その方法です。
1)聖母マリアの波動シールを使う
2)聖徳太子の波動シールを使う
この1)と2)で、意識と身体に宿っているカバラの結界が切れます。
3)イコンシールのダークとライトを使う
4)最後の審判の波動シールを使う
これによって、黒いマリアの支配するマネーを崇拝し、人間を支配と被支配という立場に分断する強大な闇の思いの引力圏からの脱出ができます。
一度では無理でも、何度かくり返すうちに、必ず出口が見えてきます。
なぜ、これが必要なのかというと、この闇の世界に留まる人間が、光の世界を求めても、その上昇に必要な光のエネルギーは、彼らの闇の世界に、吸収されてしまうからです。それは、あたかも、ブラックホールのようなもので、光を盗まれ、人間界でいうとお金も時間も奪われ続けることになるのです。
これによって、いまのこの世をコントロールしてきた、闇の勢力の正体が、やっと、見えてきました。彼らがコントロールしている、闇のマネーのメカニズムの根本にあるのが、この光を盗むというもので、それを多くの人間が知ることで、この不幸な時代の終わりが見えてくるのです。この地球規模のエネルギー的大変動に、具体的に連動しているのが、日本の政治情勢であり、フランスで起きている暴動であり、ウクライナとロシアの戦争だということになります。それらは、天と地を巻き込んだ、光と闇の戦いを人間世界に反映したものに過ぎず、その先にあるのは自由でありたい人間と、その人間の自由をコントロール下に置きたいものたちとの戦いになるのでしょう。
これが、この宇宙が物語宇宙と呼ばれている、ひとつの原因で、地球のこれまでの人間の歴史が示しているのは、この宇宙が出来た原因ともなった光と闇の物語の再現だということです。今回、消えることになった黒いマリア、または、暗黒の母とでもいうべきものは、神と同じように、たましいをつくり、人間に入れることをできる存在でした。その神のようなものが消えた先にあるのは、これを知った人間が正しい知によって、新しい時空を創造することが許される新世界だといえます。
その出発点に、立てる人間と立てない人間が、分けられる日がはじまります。

神紀三年(二千二十三年)七月六日 積哲夫 記