それが、この二千二十三年の日本の勝利という精神界の情報開示の後、続々、自分たちの故郷への帰還をはじめているという情報があります。
これは、これまでの日本の国是が、鎖国であったことの転換を意味します。
神と神々の意識体の帰還のために、この二千二十三年に、精神エネルギーの領域では、開国されたというのが正しいようなのです。いま、日本列島に押し寄せている、世界中の人々が、日本の神社や仏閣、その他のパワースポットなどを訪れることで、そこで待っていた、その地域由来の神や神々が、訪れた人間に乗って、世界各地に戻りはじめているということです。そして、その先々で、これから何が起きるかというと、精神界で許された、崇り神としての行動です。残念ながら、すでに、一神教の時代は終わり、一神教の神の知識では、これらの崇り神のはたらきを、制御することはできません。それを可能にするノウハウは、この日本列島にしか置かれてはいないからです。
もちろん、この祟り神の活動が、これから一番活発になるのは、この日本です。
その時に役に立つ知識が、三輪明神と太子信仰、菅原道真を祀る天満宮の歴史の中から、発見されることになるのでしょう。
キリスト教の役割が終わるまで封じられてきた聖徳太子のパワーは別として、敵対した藤原時平の一門を、恐怖のどん底に追い込み、歴史上から消えるほどのパワーを発揮した菅原道真は、あるレベルの神と契約し、怨霊となり、崇り神として崇められることで、神格すら与えられたという、これからの時代に必要な特別情報を持っています。それは、ブッダが覚醒した道ではなく、イエスが歩んだ道でもなく、人間が最悪の思いから、神の座に到るという、超人間的な感情エネルギーの発現による神格への道なのです。
現行の人間には、たぶん、この菅公が歩んだ道が、最も神格の取得への近道なのかもしれません。それは、正しいと信じる道を歩みつつ、妨害され、失敗し、敗北させられても、その悪しき力を破滅させるだけのパワーを、発揮できるほど人間は危険な存在だということを示しています。実は、ひとりひとりの人間に、この力が宿っていることを知らせないために、これまでの地球の歴史はあったともいえるのです。これから、その秘密が開示されます。富の暴力に対抗する道が、ここに示されています。
神紀三年(二千二十三年)六月十五日 積哲夫 記