Vol.800+29

新、天、地、人

この二千二十二年の十月より、地球は、新しい精神時空に突入することになりました。これによって、古いタイプの人間のたましいは、地球が最後の審判の場になることで、聖書の約束通り、右と左に分けられることになります。
宗教的な精神界で生きた人間には、たとえば、キリスト教なら、聖書の記述通りのことを、たましいが体験するはずです。
一神教の文化圏では、転生はもともと、想定されていないので、たましいも納得するのでしょう。
問題は、転生できると信じている日本人で、これによって、転生のチャンスは消えることになります。消えたくない、閉ざされたくない、生き延びたいと願う人間の唯一の道は、「命の書」への登録だけとなります。
これは、私がくり返し伝えてきた、現行の地球の人間文明のマネーの暴力の支配の終焉に伴なう、人間界の大乱と同時進行することになっている、予告された最後のプログラムです。
私の希望は、世界大戦のような戦争による破壊を伴わない、ある種のソフトランディングで、現行人類のたましいの最後の時が、進行するものでした。
日本で伝えられてきた、大難を小難に、小難を無難に、ということを現実化するというのが、目標だったのですが、これが限界のようです。
何が起こるのかというと、いまの地球上に溢れている数字上のマネーの暴走が、資源価格の上昇や、不動産バブルの崩壊ではじまり、ロシアもユーロも、チャイナもというようにダメージが拡大し、たぶん、最後はドルの時代が終わります。
そのプロセスで、世界中の自動車を電気自動車にしようとした環境主義者の背後にいたものたちの正体も見えてくるはずです。
地球資源の所有という彼らの目的は、自然の法というか、マネーのシステムに内在する矛盾によって、世界経済を破壊するという終末に到るとしか、考えられないからです。
なぜ、このタイミングで、終末が現実化するのかというと、神と聖書の問題が解決され、地球のテーマが、宇宙的に拡大したからです。
精神学は、その出発点において、現行人類のたましいは、天神と地祇の合体物だという知識を伝えてきました。日本人の場合は、日本の神話上の神々のワケミタマであるとされますが、それは、たましいの半分のルーツで、残りの半分は、それぞれの土地の神格を宿して人間として生まれてきました。
これまでの日本人のたましいは、文字通り、天神地祇の一体化したものだったのです。これが、日本人の人生のテーマたるプログラムのもとだった訳ですが、その日本列島の天神も地祇も、聖書の時代を終らせるために配された存在でした。
その役割が終ったことで、契約によって、日本列島上から消えていた、もともとの地の神々が、帰ってきています。それは、古い天神という存在のことも、その役割も、知っていますが、地のものです。
天神が消えた、日本列島の天に、もともとこの地球の天としてあった存在、それを神と呼ぶかどうかは別として、地球の意識に対応する、宇宙意識というべきものが、現われたと考えてください。
いままでの地球は、神々の物語のステージでした。
これからの地球は、五度の滅びの記憶を含めた、宇宙の精神界の光と闇の歴史を交通整理するステージに移行するということです。
なぜなら、この宇宙も、この宇宙に連なる外宇宙も、最後の審判をいまだ経験していないからです。
これから、この地球上では、過去の滅びの記憶である宇宙戦争の情報も含めた、すべての記録が、最後の審判の場に提示され、情報化されることになるようなのです。これが、いま、サイバー空間で進行中のある種の戦争とリンクしているのは、わかる人間にはわかるはずです。
戦いの時代、終末期、生き延びたいたましいの存在を自覚する人間が増えていくはずです。その先には、悔い改めの時が待っています。

神紀二年(二千二十二年)九月二十九日 積哲夫 記


死んだらチャンネルに、シンレイカイからメッセージが届いていますので、ご覧ください。
https://shindara-channel.com/