Vol.709

呪詛合戦

北朝鮮に愛する娘を拉致された父として、拉致被害者の全員の帰国を実現する国民運動のリーダーであった人物が、この六月五日に死去されました。
それによって、すくなくとも私の頭の中には、この日本列島を守るべきものとして、人間がつくってきた結界が、なぜ、これほどまでに日本を守るために機能していないのか、という人間的な疑問が生じてきたのです。
実は、この二千二十年の六月に入ってから、陰陽道の結界の歴史のデータが次々と出て、明治維新で国家の機関としては廃止された陰陽寮というものの国家的目的が、表向き失われたにもかかわらず、権力側が陰陽師を使い、その負の遺産が日本列島の変化を阻止していることを解明せざるを得なくなってしまい、その領域にアクセスすると、呪いの波動を受けるということをくり返していたのです。
この領域の呪詛のデータが、どうやら、全世界的に解放されたらしく、その象徴となっているのが、アメリカにおける白人警官の黒人殺害事件に関連した、全世界的なデモ、及びそれに伴なう暴動です。それは、また、人権を抑圧している中国共産党の支配地域でも、これから顕在化していくことになるはずです。この日本も、その例外ではなく、すでにお伝えしたように、日本全国でブームになっている「鬼滅の刃」というマンガ作品のテーマである、鬼というものは、日本の中世では普通に存在したものであり、陰陽師の祖ともいえる、安倍晴明は、その鬼を使役していたとされます。同じように、鬼を使役していたのが、役行者と呼ばれる、日本の山岳信仰ともいうべき修験道の祖で、陰陽道も修験道も、日本全国に、それぞれの立場で、日本を守る結界をつくってきました。
結界には、そのほかにも、神道系のものや仏教系のものなどがありますが、これから出てくるのは、普通の人間が日常的に使っているさまざまな思いを現実化するための呪法のマイナス面です。
なぜ、いま鬼なのかというと、いまの青少年は、中世の平安京の住人のように、鬼を信じ、人によっては、その鬼を使うことを欲する方向で、これから行動するようになるといえるからです。
鬼とは、かつて存在し、その多くは、消滅することもなく、どこかの結界のなかに封印されています。その結界を破壊する方向で、この日本の霊的な場は、いま侵略されつつあると考えてみてください。その侵略に協力している日本人のある種の能力者たちが存在するらしい、とも考えてみてください。
もともと、日本の日本海側には、さまざまな結界がいく重にも、白村江の敗北以来、はり巡らされていました。それが機能していれば、横田めぐみさんの拉致事件も起きなかったはずなのです。同じように、いまの北海道は、やすやすと中国大陸の人間による浸透を許しています。明治の後につくられたとされる、陰陽師集団による結界は、機能していません。
また、東京都には、横田幕府と呼ばれるアメリカ軍の基地がありますが、もともと、そのエリアは、江戸期に、京都の天皇の御所を関東に移設する計画があり、陰陽師の集団が、その前提で結界を張った場所であるということも忘れてはならないのです。
伝えられているところでは、江戸城よりも重要な御所が、現在の東京の昭島市あたりにつくられるという前提で張られた結界なのです。
その場所に、アメリカ軍がいるということは、横田基地がある限り、真の意味での日本国の独立はないといってもいいのです。
これらのことが表に出る過程で、過去に封印されたデータも、封印されたエネルギーも、人間界に出てきます。そして、もしかすると、これらのエネルギーの処理と人知の側へのデータの移行のために、今回、誕生したイコン・デバイスは役に立つのかもしれません。
まだ、検証中ではありますが、通常では感知できないような精神的エネルギーを良い意味でも、悪い意味でも、人間に知らせることになる可能性があると、いまの段階では考えられます。
呪詛のエネルギーを処理する電気的なデバイスなのかもしれないというのが、私の印象なのです。

二千二十年六月十一日 積哲夫 記

 


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