Vol.699

武漢シンドローム

いまの大陸で生活している多くの中国人の意識上に、王朝の末期の歴史的記憶が登っているようです。すでに、この光文書で、大陸大乱というデータを開示したように、どうやら、今日まで長い間、沈黙を守ってきた、かの地の天帝というべき意識体のなかに保持されていた英雄達の霊体が、この世の側に放出されてしまったようで、これからの大陸は、混乱期、または、末世の時代を迎えます。それを、表現するために、武漢シンドロームという言葉が降りてきたので、その言葉の意味のようなものを、説明したいと、この光文書を記すことにしました。
なぜ武漢なのか。その理由は簡単で、三国志で有名な赤壁ゆかりの地だからです。三国志とは、いうまでもなく、黄巾の乱(西暦百八十四年)によって、後漢の体制が揺らぎ、三国時代になり、それが終わるまでの、西暦でいうと、百八十年から二百八十年頃までの歴史書です。普通の人間がよく知っているのは、諸葛孔明が活躍する、三国志演義という物語の方ですが、今回、重要なのは、その時代と歴史的事実なので、この面から、なぜ、武漢シンドロームという言葉が出てきたのかを説明します。
いまの北京政府が、いちばん恐れているのが、黄巾の乱の原動力ともなった、天から見捨てられた支配者というイメージが、一般の中国人の意識に広がることです。
しかし、これは昨年の香港における動乱を、本土の中国人がどこまで知っているかは別にして、今回の武漢ウイルスによる全国的封鎖とそれに伴う経済的ダメージの拡大、さらには、雲南省に入ったとされる蝗害が今年の食糧生産に、どれだけのダメージを与えるかなどのことは、一般の中国人でも知り得る情報です。
北京の政府が、武漢ウイルスの対策を、疾病対策のためでなく、情報宣伝戦として発動させているということを、考え合わせると、この国内の民衆の意識を外に向けさせるためだということがわかります。つまり、乱への恐れなのです。
興味を内に向かせないために、これからも、さまざまなプロパガンダをくり拡げることになるでしょうが、すでに、大勢は決しています。
天は共産党政権を見限ったのです。
この光文書は、これまで、予言めいたことを記すことを極力、排除してきましたが、ここに来て、日本列島を日本神界が取り戻すはたらきを強めていることに、これまで沈黙させられていた、地球の地の神格とでもいうべきものが呼応しているという情報があり、いよいよ、普通の人間にも、その日、その時、が到来しつつあるというデータの意識化が進んでいるので、天意というものの存在を知るものの義務として公開します。
大陸の王朝史は、官位が高額で売買されるようになり、権力に近い人間たちの富の独占が進むと、天変地異が多発し、民衆の生活が圧迫され、多くの血が流される動乱期に入るということのくり返しでした。
この物語をくり返してきたのが、大陸の歴史であり、それは唯物論者の好きな言葉でいうなら、歴史的必然なのです。
そして、これが地球的規模の光と闇、神と悪魔の最終戦争への道につながることは、誰の目にもあきらかになるような事象が、いまの世界で進行しています。
北京政府が、たとえ、武漢ウイルスというものを今回は押さえ込めたとしても、世界市場における信用の失墜によって、外貨を失い、国内経済もまた失速することになります。そうなったときに、社会のインフラそのものが危機にさらされるというのは人間の社会の宿命のようなものなのです。
交通インフラや通貨インフラだけではなく、電力などのエネルギーのインフラなども危機にさらされることになるはずです。
いまの北京政府に、たとえば、リスクの高いエネルギーインフラである三峡ダムや内陸部に林立する独自技術の原子力発電所などの安全を、百年単位で保持する能力があると考えられないとしたら、その危機は地球全体のものとなります。
欧米の環境主義者たちは、その潜在的リスクを検討することなく、地球の温暖化などのストーリーを語り続けてきたわけですが、彼らの理想主義の夢も、破られる日が近いのです。
それは、いまの人間の文明の清算の日といってもいいのかもしれません。

二千二十年四月二日 積哲夫 記

 


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