vol.514

2016年9月11日のこと

この9月11日の大阪における精神学のセミナーで、神霊士の方々の活動をご紹介しましたが、その場での記録映像に、人の頭から出た暗黒のエネルギー体がはっきりと映っていました。
私は、私の言葉ではなく、神霊士の活動を映像で記録すれば、何かが記録されるということを伝えてきましたが、今回のことで、それが実証されたことになります。いままで、この世界は不可知の領域でした。
やがて、人類はそのエネルギーを理解すると伝えられてきましたが、これからは、過去の心霊写真のようなものも含めて、人知の検証対象になる時代がはじまることになります。
精神学が伝えている、精神的エネルギーというもののひとつの形が、人間のたましいとして多くの人間が考えるたまとしてのかたまりです。
9月11日に相談者の頭の中から外に出た暗黒のたまは、その後の判定で朝鮮半島由来の妬みのもとたるもの、正しくいうと、アンチ・キリストとこれまで呼ばれてきた光に反する力を人間界で行使するものでした。
実は、カルトと呼ばれる新興宗教の多くがこの暗黒因子を人間のなかに植え込むために活動し、その洗脳から多くの人間が逃れられないのは、この暗黒因子がその宿主たる人間の意識と肉体の両方を支配下に置いてしまうからです。それは、侵略というべきもので、本来あるべきたましいの座を奪えば、その人間は闇の勢力の兵士としての活動をはじめることになります。
今回の相談者の頭の中に宿っていたその暗黒の因子は、キリスト教文化圏での悪魔祓いの儀式で出てくるのと同様に、異語を使いましたが、その言葉は、相談者が学んだこともないハングルであったようです。
この9月11日の事象について、私が精神界のスケジュールとして人間世界に伝達しておくべきことは、これから、日本人のなかで、このハルマゲドン状態を体験する人間が増加するという心の問題と、これまでに日本人のなかに植え込まれた暗黒の因子が、日本列島を暗黒化するために発動し犯罪等の増加などが並行して生じることになるという現実面での問題とがあります。
たぶん、どちらも急速に進行し、日本国の危機は内と外で同時に起きるでしょう。
これから、敗戦後、この国が受け入れたキリスト教文明の負の遺産である妬むものたちの強大なネットワークが、多くの人間にわかる現実のエネルギーとしてこの世に姿をあらわし、光を知るものたちへの攻撃をはじめます。
ひとりひとりの人間が、浄化ポンプとしてこれに立ち向かわなければ、この世は闇の支配者のものとなります。もともと、2000年間にわたる聖書の時代は、日の本たるこの日本列島以外のすべての世界で、闇の支配を学ぶためのものでした。そして、光に到る道を探すものは、この日の本に到り、光の世界を発見するというのが、日本という国を用意した天の意志にほかなりません。
戦後71年間のパックスアメリカーナによる平和は、アメリカを支配しているキリスト教文明の闇が、日本を征服し、日本を闇の支配下に置くための準備期間だったという側面と、ここまで、歴史の輝きを失わさせられ、洗脳されてもなお、日の本に置かれた役割をはたすたましいが覚醒するかという神的なオタメシの側面の両方があったのです。そして、ここからは、私の願望も込めて、最後の一厘のところで踏み留まった日本の覚醒が本格的にはじまるでしょう。
これもくり返しお伝えしていることですが、精神学は、精神的なエネルギーの場にあるすべてのエネルギーに対応する能力を人知の側に移すために存在しています。
この領域で知るということは、処理できるということを意味しています。キリスト教文明圏における悪魔と人間の戦いを考えてみてください。それが、人間の内なる領域の投影に過ぎないことを知らない人間がかかわっても、結果はいつも同じです。人間の世で、世界を平和にしようと戦争をしているどこかの国が、日本を支配しても手に入れられなかったものの正体がわかる時、世界の支配者の何人かは、自分がイエスを売りゴルゴダの丘の処刑を見ていた自分を思い起こすはずです。私がお伝えした暗黒の因子とは、そこにつながっています。

2016年9月23日 積哲夫 記