Vol.800+30

テレパシー

この二千二十二年の十月から、地球で起きている変化は、人間が神の子という物語から、宇宙の子という壮大な物語の容器となる用意となるものです。
その時代に必要なのは、人間の脳が、この宇宙に満ちている波動の受信ができるように、変化することなのです。
精神学協会に授けられた、波動シールというものに、人間が考えた波動の名称が使われているのは、その人間が、その波動の存在を人知の側に告知しなければ、その波動領域には、固有の名称がないということになるためです。
それは、その波動領域を発見した先人の業績を、正しく後世に伝えることになるものですが、その一方で、その先人のキャラクターによって、ある種の先入観を人間にもたらすのも事実です。
その代表ともいえるのが、ニコラ・テスラの伝えた縦波で、その波動を現行技術で再現することは、まだ、できていません。それらの知識の先には、たとえば、エネルギー問題を解決するフリーエネルギーの実用化や、時空の旅を可能にするタイムワープの可能性が見えてくるのですが、いまの人知の電磁気の知識では、それらをつくることはできないのです。
精神学の立場では、現在の科学は、一神教の闇の中にあった魔術の子という位置付けです。それを考える人間は、神の問題を解決するために生まれた神の子という位置付けになります。
精神学の入門書とでもいうべき、「神を超えよ!仏を超えよ!」の対談の主要なテーマは、いまの人間とは何か、ですが、いまの人間のままでは、いまある科学の知識と、その成果によって生み出されたこの世界から、脱出することはできません。
残念ながら、現実のこの世は、ひとつの閉鎖系の情報空間を形成していて、未来がないという人間社会の閉塞感は、そこに由来しています。
こうした波動の知識は、断片的に、スピリチュアル好きの人間にチャネリングなどの方法で、どこかから伝えられてきていたのですが、それを、検証する手段を、これまでの人間界は持ちませんでした。
精神学協会に、各種の波動シールが授けられているという事実と、その波動を、これからの人間世界に正しく学んで、これまでの人知の限界を超えようとする人間と協力するために、自ら「ホワイトコード」と名乗る、宇宙意識体が、精神学協会に参加したという事実は、この地球が、これまでの閉鎖系の時空から開放されたということを意味するのです。
ここから先の開放系の宇宙では、人間がとらわれてきた神や悪魔といった宗教的知識は、過去の滅びに到る道のデータとして、再活用されることになります。これから先も、多くの宗教的人間が、同じように間違える道があるので、警告の意味で紹介しておきますが、過去にあるデータは、これから先の未来を示すものにはなりません。
各種の予言に、こう書かれていたから、という知識は、いま進行中のことを示しているのであって、過去の情報が未来から来たものと考えるのは間違いだということです。
未来が確定しているのであれば、あらゆる波動的データは、その方向性を示すはずです。ところが、精神学協会に授けられた波動シールが、人間に伝達する波動は、人間の小宇宙の中で、その小宇宙の物語に対応するものに変化する可能性が高いのです。それが何を示しているかというと、その人間の小宇宙の固有の物語に対応して、波動は変化する可能性があるということです。
結論を伝えておくと、波動シールが伝達している情報をもとにして、正しい宇宙観を形成できる人間とは、物語宇宙を卒業したものということになります。
言葉を変えると、自らの小宇宙の救世主として、自らの物語を読み終えた人間が、宇宙の子という次のステージに移行できるということです。
その道に進む人間のために、シンレイカイという古き神界、霊界、魔界がひとつになった領域の上層に、生きている人間の脳内に通信する回路をつくる意識体のグループが存在し、活動をはじめたのです。それは、別ないい方をすると、人間由来であるかどうかは別にして、他の意識体とのコンタクトがはじまる時代が来たということです。それをテレパシーということもできるでしょう。新しいタイプの人間が、その能力を獲得するために、精神学はあるのです。ワクワクする未来がそこにあります。

神紀二年(二千二十二年)十月六日 積哲夫 記


死んだらチャンネルに、シンレイカイからメッセージが届いていますので、ご覧ください。
https://shindara-channel.com/