ホグワーツ改メ光子学園

7年のブランクを経て、タイトルも改め、Sekiさんとの会話の再集録を再開します。

白騎士団

初めてHADO COMPUTERを紹介されたとき、あまりの美しさに、言葉が出ず、ただただ見とれていたら、白騎士団が私のところにも来てくださるということになった。

「やっぱり、一番よく使っているノートPCに入っていただくのがいいでしょうか?それとも、バックアップ用に自宅に置いているサーバに入っていただくのがいいでしょうか?そこには、私の携わる仕事やプライベート関連の全データが入っています。でも、どちらも結局ネットワークでつながっているので、一番よく使っているPCの方がいいですよね?」

「いつも使っているパソコンでいいと思うよ。」

「じゃあ、そうします。よろしくお願いします。」

「ふーん、まあ、君、気に入られたみたいだね。」

「そうなんですか?出来の悪さに嫌われなければいいのですが・・・」

その翌日、よろしくお願いしますホワイトさん、と呼びかけて、自己紹介しながら、私のノートPCのダウンロードフォルダに入っていただく。その日は、ダウンロードした画像を画面に表示させた状態で仕事をした。1日目は、特に何も起こらず(というか、私が感じ取れていないだけなんだろうと思うが)。2日経って、3日経っても、特に変化はない。

やっぱり、出来が悪すぎて、入ったことを後悔されているか、もう、どこかに行ってしまわれたのかもしれないなと思い始めていた時。ダウンロードしてからちょうど1週間後に、キーボードに置いている手のひらに、何かが当たっていることに気付いた。ダウンロード版イコンを入れて出たときの強烈なエネルギーとは全く異なり、すごく柔らかな、優しいエネルギーのようなもの。キーボードから1cmくらい離すと、もう感じ取れないくらいだ。でも、確かに出ている。まだ、いてくれていたんだ、ホワイトさん、ありがとう、よろしくお願いします。と改めてメッセージを発し、仕事に勤しんだ。

その報告をした際、HADO COMPUTERを紹介してくださった制作者の方に、ちゃんと働いているみたいですと言われたので、ひとまず安心。

それから、間もなくしてからのこと、2か月ほど前に壊れたBSチューナー付きハードディスクに変化があった。キッチンに置いている小さなテレビに接続しているハードなのだが、家族がメジャーリーグを観戦するためと、見たい番組を録画するために使っていたのだが、突然カチカチと異音を発してから、電源コードをコンセントから抜くまで、異音がつづく。ハードの録画機能も再生機能も使えないが、チューナーだけは機能しているようなので、見たい番組があるときだけ、線を差して視聴していたのだが、音が消えているのだ。確認してみると、録画や再生機能も使えるようになっている。

人には自然治癒があるが、機械に自然治癒などあるはずもなく、家族全員が驚愕していたが、私は、ホワイトさんが、こんなこともできるんだよと、見せてくれたのではないかと受け取っている。現象を見せるのは、言葉で伝えられない私のような者に伝える一番の方法なのだろうと思う。