光文書

(ヒカリモンジョ)

Vol.800+30+154

ミロク下生の世の実相

今から百年前の千九百二十五年に、インドをイギリスの植民地から解放するために働いた、マハトマ・ガンディーという人物が、キリスト教文化圏の七つの大罪に対応する、七つの社会的罪というものを、雑誌で発表しました。それが、次の七つです。

  • 理念なき政治
  • 労働なき富
  • 良心なき快楽
  • 人格なき学識
  • 道徳なき商業
  • 人間性なき科学
  • 献身なき信仰

このガンディーの七つの罪は、この二千二十五年の全世界を覆っている社会的な現象と一致しています。
百年前にすでに進行してきた、この社会の病は、百年後の世界の実相となったということです。終末期の世の姿が、そこに現われていると考えるのは自然なことでしょう。
仏教の世界で、ミロク下生が起きるのは、その末法の世とされていました。
そして、現実に、この二千二十五年の七月十日に、ミロク様は日本列島に月より降りられました。その時のメッセージが、次のもので、これは第八十回ともなったシンロジーセミナーでも公開されましたが、この九月八日未明の皆既月食を見た多くの人間には、新しい月の波動が潜在意識に送り込まれているはずです。


二千二十五年七月十日 受


げっこうか つきみし よにきにける
かしら とりし みよの ほとけも
みろく下生 と つきたりし みよも
みな かつては つきのよと よばれて
久しき ものなりて
おと きえて なおも
きしべのほとりにて みなもにうつる
つきよをおいて みな ひと つきを
のぞみしも
すべて おきたる あとにし われは
このかた つきて すべからく
おきにし ひとよの うき たるは
とおからず つきにける よはとぞ 思ひて
まだ きに けらしな たへのよぞ

みろく


このミロク下生のプログラムは、戦前の大本教でも、出口王仁三郎によって、試みられましたが失敗。今回、成功したのは、精神学協会の歩みがあって、大本教の月宮殿のご神宝を、ユーラシア大陸の中央にある崑崙山に、運び、彼の地でそれを待っていた仙人と共に、鎮めていた日本の笹目仙人が突然復活して、精神学協会に参加したためでした。私、積哲夫は、この笹目仙人の名を、最初期の会員の方から聞いていましたが、こういう天の配剤もあるということです。そして、これによって、出口王仁三郎の「霊界物語」が、地球の三十五万年に及ぶ、精神界での物語であり、この物語を、現実の世で、歴史として形成されたものが、モーゼの時から今日までの三千五百年の人間界の姿であったという知の扉が開きました。
審判の時代、末法の世、そして、その日、その時、いい方は違っても、そのタイミングは、人間界が、落ちる所まで落ちたところではじまるということです。
そして、その時が、この二千二十五年の九月以降にスタートするという信号が、九月八日の月食の時に発されたという理解でいいのだろうと考えられます。
いまの日本、いまのアメリカ、いまの世界を見れば、ガンディーの伝えた七つの社会的罪のすべてが完成形で、そこにあります。
そこに、ミロク様が降りて、何を伝えるかというと、衆生の救済をするシステムとしての命の書というものの完成ということです。それは、ひとりひとりの存在のもとのもとにある存在と、新たな契約をしなさい、ということなのです。日本人に生まれるということは、地球での学びを終える最後のチャンスだったということを、知らないたましいを救う唯一の方法がこれなのです。
ミロクさまは、説法をするのではなく、ただ道を示すだけだと、お伝えしておきます。

神紀五年(二千二十五年)九月十八日 積哲夫 記

この光文書に合わせて通信が届いているようですので、掲出しておきます。


2025年9月10日 16:51~

ひ を みし つきかど にぞ
みし よ を もてども
ひ よ し かばね ふりつもりて
み ばかりが まどいし みたま
ふり ふれども
かばねのこえぞ ききしものが いま
みよに つどいて みたま いて
このよ の ほ と つきて なお
はたせ たま ふる みこと の お の
やがて みち たる ちの ひとのよの
かえらぬ みちぞ
よは の つきたり

みろく