この水戸藩の政治思想のひとつの結果として、大老井伊直弼を暗殺する桜田門外の変というものが起きます。これを実行したのが、関鉄之介を中心とする水戸の脱藩浪士十七名と薩摩藩士有村治左衛門の十八名でした。この関鉄之介にもオオナムチ、スクナヒコナの神が懸っていました。
ここで突然、私の出自について記しておきます。積哲夫は、父の積賢治が奉職していた水戸にあった刑務所の官舎において出生しています。
そして、母の伝承によれば、薩摩の有村家との繋がりもあったとのことです。子供の頃から、有村治左衛門という名を聞かされ、大人になって桜田門外の変で関鉄之介の名を知った時に、そこに天命を感じたのは否定できない事実です。天の配剤とは、このような運命を用意されるということです。
話を戻します。関東における、モノヌシの用意が、このように、千年以上も前からはじまっていたということを、日本人に伝えるべきタイミングが来たのです。
神が懸ってこの世に出た大日本史の目指した国のあり方と、いまの日本は、ここまで違うものになってしまったため、改めて、神が関与した国造りをしなければならないという宣言を出すことにしたということです。
本当は、多くの人材を育成していた水戸藩は、桜田門外の変以降、藩内での粛清で、そのほとんどを失いました。その彼らのたましいにも、いま復活の時が来たということです。これが、日本列島に用意された最後の一厘のプログラムであることは、ここから先の日本の歴史が証明することになるはずです。
そのひとつの証左が神田明神です。
神田明神のご祭神は、大己貴、少彦名、そして将門という三神なのです。その三神が、これからの日本と世界を導くために動こうとしています。これらの報告は、いまの東京政府が幕末の江戸幕府と同じものになったと、多くの日本人が感じはじめていることと、神のプログラムの連動を示すものだと理解していただければ、何かが見えてくるはずです。
神紀四年(二千二十四年)五月三十日 積哲夫 記
積哲夫ラジオはじまりました。
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