この契約のために、モーゼは地獄の富のもとたるエネルギーを、その契約をして地獄に落ちるために、この世の富をかき集めている人間たちに送り続けていたということのようです。そして、そのエネルギー供給は、四月の四日に終了したことが報告されています。そして、何が起こるのかというと、いまの地球上に溢れた数字上のマネーの自己崩壊です。
これは聖書の預言でもあり、日本に置かれた日月神示などに代表される各種の大難予言の現実化でもあります。人間の文明は、その強欲さによって自己崩壊の道を歩むというのは、いまの地球の現状を見れば、誰も否定できないもののはずです。しかし、いま地球上に生きているほとんどの人間は、自分たちの罪に気付くこともなく、マネーを求め続けています。
これが、一神教の神がその物語の中で、分離しようとした自分の中の闇のエネルギーの正体です。
神は光と闇の合体物であり、神にも罪があることを知って、対抗したのが神に属する悪魔と呼ばれた天使の一群だったという話を思い起こしてください。
悪魔は、その内なる闇の分離をするために、これまで働き続けてきたということです。そして、その役割から解放されたものは、罪の申告をした後に、本来の天使たる地位を回復することになります。
精神学協会をはじめた時から、神に属する悪魔は、正しい神を超えた光を知り、人間由来の悪魔は、この光の存在すら知らないという経験を私はくり返してきたのですが、その秘密がここにあったということです。
このいままで、地球上に闇のマネーを溢れさせてきたエネルギーの消滅で何がはじまるのかというと、数字上のマネーの交通整理であり、無限に拡大する経済という幻想の終焉です。
いま、アメリカがトランプ大統領のもとで進めている金や仮想通貨を含めた、古い中央銀行制度に変わる、新しい信用創造の試みも、この闇のマネーに光を当てることで、人類を目覚めさせる方向に動くことになります。その号砲が鳴ったのが、この四月だということです。
神紀五年(二千二十五年)四月十日 積哲夫 記