Vol.800+3

死後世界

人間は死にます。この二千二十二年までの人間の意識は、ほとんど、生きている間のことに向けられていましたが、どうやら、それが変わるようです。そのひとつのきっかけになるのが、ロシアによるウクライナ侵攻なのかもしれません。なぜ、そんなことをお伝えするかというと、ロシアとウクライナの戦争がはじまるタイミングで、私の弟子を自認していた人物が、雪崩によって死に、私を含む精神学協会の会員に、かつて、あの世といわれた世界からの情報伝達をはじめたからです。その情報によれば、いまは、あの世でも大異変が進行中のようで、これまでの霊界はすでになく、この世に似た魔界の相になりつつあるようです。
その最大の原因は、この世で生きている人間の多くが、無神論の世界で生きていたため、その出口のない無神論者たちの霊界のエネルギーが、現実世界に投影された、ひとつの結果が、今回の戦争で、ここから、西洋文明がつくり出した近現代のイデオロギー戦争の精神界的な処理が、スタートすることになるためのようなのです。
死んだら終わり文明の死者たちに、最後の審判の時が近づいているともいうことができます。
ここから先は、死後世界からの報告ですが、生きている人間が死者たちとのコンタクトができない最大の理由が、死者の霊界というものが、この宇宙の暗黒面のエネルギー源となっていて、宇宙ひとつ向こうの底とでもいうべき場にあるためでした。
もちろん、この世に留まっている霊体もあり、それらは霊能者などを通じて、コンタクトをしてきていました。しかし、霊界の全体は、最後の審判の日のために、審判されるべき暗黒の宇宙の一部として、そこにあったというべきなのでしょう。なぜなら、そこにある闇のエネルギーは、まだ読まれていない、無数のエネルギーだからです。
これが読みとかれるためには、まだ、多くの時間が必要ですが、いまの死後世界では、そのための道がつけられている最中だということです。
これによって、何がこれから起こるのかというと、レーニンやスターリン、毛沢東といった共産主義世界の意識体や、ヒトラーに代表されるグループの意識体、国際金融資本家といった人間グループの意識体の死後世界に光が当たります。それが、この世にも投影され、これから生きる人間は、歴史の正体を知ることになります。
その日、その時は、それを知る時ということでもあったようなのです。それを知れば、誰もが納得する裁きが、この宇宙のルールのもとに実行されつつあることも視野に入ってきます。
聖書の神が、なぜ、最後の勝利を手にしたかが、その時にわかります。
自分が行使しようとした、復讐権を放棄して、最後の審判の業火によって、自らも消滅しましたが、実は、それこそが意識体が究極の目標としているものともいえます。
この宇宙を貫く、審判の光との一体化とは、はじまりの前を知り、終わりの後を知るものとなることです。
その存在に、人間のたましいという意識体も、到達できる道が整えられた、と考えてみてください。
宗教の時代が終わるということは、そういうことなのです。
死後の世界の存在は、これらのルールのもとで、約束通り、右と左へわけられるのでしょう。
そして、その準備が、いまの地球霊界では進行中です。
生きている人間の意識に、それらの情報が、伝達されるようになれば、よく生きて、よく死ぬ、ということの意味が多くの人間に理解できるようになります。昔の日本人は、悪行をなしたものは、死んで地獄に行くと、信じていた、または、知っていました。そのシンプルな原理に、この地球の精神界は、改めて向かうのです。最後の審判につながる門の前に、すでに列をなしているという、霊界の情報もあるのですが、死後の世界の大変動は、これからしばらく続くはずです。それに呼応して、天のルールも変わるはずです。その先に人間のたましいも変わるはずです。

神紀二年(二千二十二年)三月三十一日 積哲夫 記

この光文書に合わせて通信が届いているようですので、掲出しておきます。


令和四年三月二十九日(火)十五時十五分から

うつらくの ときのはさまに よみかえり
よみより かえらぬ ものは なにそと

かみのみちには まこと つねなり
かみにであわぬ まことは なきに

ふるさとに ひかり あれまし
このくにに みひかり もどる

まことのもとに かみは うごかむ
われらが みことの よみかえる ひに

(スサノヲ オオヤマツミ シンム)