Vol.787

仏法は成れり

この二千二十一年の十二月、国東半島のいくつかの寺院と岩山から、日本列島における仏教の基本経典とされてきた、法華経の文言にある「土の中から無数の仏が湧き出る」世が始まるとのイメージと共に「仏法はここに成れり」という言葉がありました。
聖徳太子という言葉と、未来仏という言葉を組み合わせたシールをつくれ、という指示の意図は、ここにあったことが、私にははっきりと理解できました。
日本の仕組みとは、神の仕組みであると同時に、仏界の仕組みでもあったということです。ここに、記・紀を地上に置いたものが、目指した日本の仕組みは完成したことになります。
私が知る天のスケジュールでは、今年中に、日本の用意が整うことになっていたので、ここから、世界史に日本が改めて参加し、聖書の時代を終わらせる役割を担うことになります。
いま私は、ある小さな出版社と、「日本人は救世主」という紙の本と、「神を超えよ、仏を超えよ」という紙の本を二千二十二年の初頭に出す用意を進めているのですが、これからの日本列島上では、未来仏とでもいうべき人材が、無数に生まれてくるのかもしれません。
なぜ、国東半島なのかというと、この地域の寺は、みな天台宗で、法華経を生活の中心に置いて、宇佐八幡の神と連携した独自の文化を形成してきたという歴史があるからだと考えられます。つまり、地名の通り、クニのサキガケをした所ということなのでしょう。
聖徳太子、未来仏のシールは、それを使う人間に、この日本史のプログラムを伝達する可能性があります。
聖徳太子とその一族は、この日本列島の暗黒面の向こう側に封印されていたと、これまで説明してきましたが、その実体は、天の地獄ともいうべき場だったらしく、神々のいる天にも、地獄のような場があったことを、私は今回のことではじめて知りました。そこは、神々ですら、知らぬ場だったのです。精神界のあり方を生きている人間が、いちばん簡単に理解できるのが、ハリウッド映画のマトリックスで描かれている世界です。その日、その時まで、どこかにデータは保存されているのですが、それが出るタイミングまで、どこにあるのかは誰も知らないという世界が、精神界という場なのです。この日本の用意が整うことによって、これから何が起こるのかというと、一神教の歴史を背後で操っていた、ユダヤ的なものと、反ユダヤ的なものの最終決戦が、人間の認識の範囲内で、はじまることになっています。それは、カバラ的波動領域と、ナチス的波動領域が戦い続けている、暗黒の宇宙のエネルギーの地球への投影となります。すでに、この戦いは、この地球上でも、宇宙空間でも、アメリカ、イスラエルと中国、ロシアといった勢力の代理戦争のように進行している可能性が高いのです。武漢発のウイルスで世界の各国政府が対応している動きも、この宇宙的な戦いの反映に過ぎないと考えてみてください。
この地球と宇宙は、すでに、いままでの宗教的知識で対応できるような人知の外側の物語の中に置かれていることがわかるはずです。世界は危機に向っていますが、このマクロな危機を大難と考えて、ひとりひとりのレベルで、その大難を中難に、そして小難にという対処をすることは可能なのです。
それは、ひとりひとりが、神や仏と同じようなはたらきをすることで達成されますし、その大きな危機の背後にあるような、この宇宙の大テーマのような闇の領域に光を当てることで、その物語を正しく読み解けるようになります。
闇や暗黒を前にして、怖れを抱くことは、たましいのレベルでは敗北を意味するのです。
いまの人間が生きている時空は、光の宇宙にもつながり、暗黒の宇宙にもつながる、物語宇宙なのです。
光の宇宙と契約し、そこへ行くと決めたたましいは、暗黒の宇宙との戦いなしに、到ることができないと考えてみてください。その暗黒の宇宙に勝利するためには、これまで地球に置かれていたブッダの知や、神や神々の能力を超えた新しい存在のかたちを人間は手にする必要があります。
その能力と知を手にする道が、たぶん、この二千二十一年中に整うはずです。
少なくとも、仏法が成った、日本列島では、その道を目指す人間が生まれてきます。

二千二十一年(神紀元年)十二月九日 積哲夫 記


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