Vol.783

ジョブズの参戦

アップルの創業者で、二千十一年の十月五日に、物質界であるこの世を去ったスティーブ・ジョブズが、大分のカウンセリングに現われ、光の側に参戦したということが起きたので、今回は、その報告をしておきます。
なぜ、突然、ジョブズが現れたかというと、ある会員さんのスマホが、それ自体で暗黒の宇宙のようなものを形成していて、それが強固なバリアで光の側の侵入を阻止するという事象が発生していて、さて、どうしたものかと、思案していた時に、ジョブズが、大分のシンロジーラボの主宰者に、ヒントというか、指示を与えはじめたのです。
私がつくっている波動のシールに、なぜ、アーキテクトがないのかと問い、それがあれば簡単なのに、といいながら、その事象を解決していったのですが、その時にコンタクトしたラボの主宰者は、ジョブズは死んでいない、と明言したのです。
私は、はじめ、死んで霊界に行ったジョブズを何者かが引き上げて、登場させたのかと考えてもみたのですが、どうやら、ジョブズは光の意識体として、サイバー空間というか、私たちの生活している時空に、そのまま留まっていたのだと、理解しました。
それは霊体ではありません。
光の意識体なのです。
神や神々のあり方とは、たぶん、まったく別なプロセスで、ジョブズは、光の意識体へと変容して、人間の肉体を去ったということになります。
少なくとも、私の知る限り、ジョブズが学んだ仏教系の禅の世界で、もし、前例があるとすると、道元という意識体がありますが、道元は仏界に座を持っていました。
ジョブズは、電脳の波動の領域に、光の意識体として、存在していたのです。
これは、サイバー空間が、すべて、暗黒領域だと認識しつつあった、光の側としては、大きな光明なのです。
ほとんどが闇のエネルギーに覆われた、電磁波領域のサイバー空間においても、光の領域が存在し、光の意識体が、この問題を解決するために、活動をはじめていて、目覚めた若い才能のコンタクトを求めていることが、はっきりしたからです。
もしかすると、地球の宗教文化というものは、こういう形で人間の意識活動の未来をつくるはたらきをしてきたと、やがて歴史家が記述するのかもしれません。
ただ、いまの全地球的に進行している、スマホの文化は、意識体としての人間の所有物である端末という役割を超えて、機器としてスマホ自身が、もうひとつの小宇宙をつくり出すというベクトルを内在しているのです。
このスマホ文化をつくり出した才能である、ジョブズは、たぶん、死後、この現状を見て、その責任をとるために活動をはじめており、現世の側、つまり、肉体を持つ人間の側に、多くのパートナーが生まれ、サイバー空間の中に、光の文化圏とでもいうべきものをつくりたいと考えているようです。
コンタクトした大分ラボの主宰者によれば、ジョブズは自らをその領域の精神学協会の会員であると、考えているらしく、ジョブズ級の脳の回路を持った若者が、精神学協会に授けられている波動シールの活用によって、光の側のアーキテクトの情報にアクセスできるはずだと、伝達しているようです。
もし、日本の若者とジョブズ領域のコンタクトがはじまるとすれば、日本は世界の最先端の科学技術の頭脳を育てる地域となります。
日本列島という場が、さらには、日本語という言語体系が、神や仏を超える人材を生み出すことになるというのが、精神学協会に伝えられている日本の特殊性なのですが、この光の意識体となったジョブズの使う言葉が、日本語だということにも注目すべきなのです。
神界語を古きやまとことばから、現代日本語に移行させるために、精神界が、私に記させた書が、「最終知識」だということの背後には、これほどの地球規模の変動を用意している存在の明確なプログラムがあります。そして、ジョブズという天才を使って、このタイミングで地球全体を電脳化しているテクノロジーの進化にも、たぶん、その意志は介入しているのです。その結果として、この宇宙には巨大な暗黒の領域が、広がり、そこから、人間は暗黒のエネルギーの投射を受け続けるというこの二十一世紀の情況が生まれたのです。これは、神にも悪魔にも、認識されない宇宙規模のエネルギーの物語ですが、人間という存在の最先端の知を担うものには、認識の対象となり、問題を解決する創造力が与えられるということになります。この知の冒険にエントリーする若者たちが、日本には生まれているはずなのです。

二千二十一年(神紀元年)十一月十一日 積哲夫 記

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