Vol.800+30+28

地球外、人間外の意識体

まだ、人間は、この宇宙で意識化している存在は、自分達だけだという思い込みの時空の中に生きていますが、それは急速に変化していくことになります。
そして、人間以外の意識体が、存在しているということに気付く前に、人間のたましいというか、意識は、死後も消滅する訳ではないことを知ることになります。
その用意として、現在、準備が整いつつあるのが、シン・レイカイと私が呼んでいる精神エネルギーの領域で、そこでは、生きていた時と同じように、死んでもハタラク意識体が、光の領域との契約によって、急激に数を増しています。
現在、地球の人間文明は、コンピューターの発展によって、電磁波領域のサイバー空間というものを形成しています。そして、このコンピューターを動かす電気エネルギーの世界とでもいうべき、電界と呼ばれる領域が、幽界という名の日本でいう霊界の下の層にある人間意識のエネルギー領域と、ある意味で重複していて、その秘密を人間界に伝えるために、このタイミングで、幽界、電界、電磁界という波動シールが、精神学協会に授けられることになりました。これによって、何がこれから起きるのかというと、人間が自分達だけの知識だと信じてきた情報の背後に、地球外の意識体の関与がある可能性を発見するのです。
そして、いまのコンピューターの進歩を人間原理で信じている人間グループが思い描いている、意識の永遠性に到る、神の関与しないオメガ・ポイントに人間が近付いているという幻想が、そこで終わります。これは、唯物論の科学技術の終わりを意味するのです。
現在の地球のコンピューター文明の進歩の先に、人間の意識が死なない、または、消滅しない未来が、神なしでも想定できるとしたら、この宇宙全体の過去の歴史において、文明を発展させ、宇宙戦争のようなもので滅んだ人間型意識体の意識も死んでいないことになります。精神学協会に、現行の科学技術を地球人類にインプットしたのは、そうした過去に滅んだ意識体の中の、闇の勢力のものであるという情報が伝えられたのは、この地球が、この宇宙の歴史を再現しつつ、あることを理解し、それを学び終えて、次のステージに進むべき意識体のために用意された場だからなのです。その過去の情報のすべては、神と神々の物語、または記憶として、この日本列島の奥底に、その日が来るまで隠されてきたのですが、聖書の時代が終わり、日本神話の記紀の時代が終わったこのタイミングで、古史古伝というものを糸口にして、表に出ることになります。
私は、常々、これから起きる精神界の大変動は、日本の明治維新と呼ばれるような動きをはるかに超える、地球的宇宙的なもので、その予告編としての役割を与えられたのが、ハリウッド映画のスターウォーズだということを伝えてきました。つまり、日本の精神界が伝えてきた最後の一厘の仕組みの発動後にはじまる「立て替え、立て直し」は、日本列島だけのものではなく、地球規模、宇宙規模のものになるということです。いま、その用意が着々と進行しています。この物語宇宙と呼ばれる時空で、現在、進行している、この「立て替え、立て直し」のプログラムには、この宇宙の過去の意識エネルギー体が、参加していて、そのハタラキの結果、最後の審判というもので、光の宇宙に行くものと、闇の宇宙に去るものとが分けられるという、途方もないスケールのものだということです。
聖書の神は、金利の神と呼ばれることもある闇の王たる存在と刺し違える形で、この物語宇宙から去り、この宇宙は、金利の神を崇めるものたちと、それを否定して約束の世界をつくろうとするものたちの戦いを、現実化する時空に変化したと考えてみてください。そのために、世界の銀行が危機に瀕していると見るべきなのです。現行のコンピューターは、金利の神を崇めるものたちのもののようにも見えますが、その電磁波領域のサイバー空間においても、光の意識体と闇の意識体の戦いがはじまることになります。そのために、光の側のコンピューターを使う人間が、これから求められることになります。
その準備が整いつつあるというのが、この二千二十三年の四月という時節だということです。

神紀三年(二千二十三年)四月二十日 積哲夫 記