水からでたこま

平成23年2月22日
「誠言の杜」計画の地にまつわる意識体の思い。そこに辿りつくまでの私達の思考錯誤。
 それは、正会員Nさんがサロンに持ち込んだお水が発端でした。          
 光を入れてほしいと言われ、お祈りをするが、いつもの正しい光が入らず、五分五分という思いが出て何が五分五分だろう? あれこれと考えるが、なかなか的が得られない。                              
もしかしたら何か重大な意味があるのかも知れないと思い、積さんにたずねてみると、「そのお水をどこかにまかないといけないネ」ということでした。                                  
 結局そのお水のまかなければならなかった場所は、誠言の杜建築予定地の近くにある古墳だったのです。                               
そこに到達するまでの、Nさん宅での出来事や、古墳に存在する意識体に向かい合う心がまえなど、いくつもの学びをさせていただきました事をご報告いたします。    

当初は、お水をまく場所が分からず、まずはお水を持ってきたN家に集合・・・・・仏間に通して頂きAさん、Nさん、N家の本人、そして私の四人で上昇する。       
 暫らくしてAさんの交信が始まった。                      
「大切にしていたこの土地をどうしようと言うのかと怒っている人がいる」というのです。
結構古い人のようだが、N家の御先祖さんではなさそう。             
 Aさんの言うには、「先日亡くなったおばあちゃんはじっと見ている。        
 安心しているのか、見ていられるだけのゆとりがあるのだろう」とのこと。     
 「御主人は、今はもう、もめたり怒ったりするような世界にはいない。       
おじいちゃんは、命の書に登録しているのにどうしてだろう?本来なら居るべき場があるはずなのに、そこには居ない。」                         
「何かに囚われているみたいなので、生前、宗教か何かに一生懸命になっていなかっただろうか?」と尋ねている。                            
Nさんが答えるには、「私は養女としてN家に入ったのだが、おじいちゃんは、自分には子供がいないから、将来こうなると思っていて、その思いから、若い頃よりずっと実家の御先祖のお墓に参ると必ず、無縁仏に手を合わせていたのだと言っていたことがありました」と話してくれました。                            
その話を聞いてみんなが納得です。                       
特にAさんが、この家の玄関をはいった時、普通の家なのにまるでお寺のような匂いがしているということも、その時すでに状況をキャッチしていたのでしょう。      
N家のおじいさんは、命の書に登録してもらって、光の門に向かおうとした処を、「お前だけ行こうとするのか」と言われ、おじいさんはその無縁仏たちの所に留まったそうです。私達は、おじいさんと無縁仏たちの為に、机の上に最終知識の本を広げ、聖塩とそのお水をコップに入れて、再度上昇を始めました。                    
 「何でそんなに攻撃してくるのか?」  「この光は明るくまぶしすぎるかも知れないが決して攻撃しているのではありません。むしろ、あなた達を希望のある世界に導くための光です。この光は、信じようとする者には、無類の愛を感じさせてくれるものです。信じてください。」・・・しばらく沈黙・・・「動物はどうするのか?」 「動物も命あるもの全てに光は届きます。
しかし、動物にはその世界があり、人間と一緒にはなれないのです。」・・・またしばらく沈黙・・・冷やーっとした空気に包まれる。何か空気が動いたような感じがした。 ・・・ スーッと上にあがっていくと感じたその時、Aさんが「蛇に束ねられて上昇しています」  「Nさん宅におまつりされている巳さんですか?」と尋ねると 「そうだと思う」との事。
またAさんが、「Nさんのおじいさんが嬉しくて、うれし泣きしている。そしてこの巳さんは、上昇してまた新たなしごと(役割)をもらうみたいです。」と付け加えてくれました。
 みんなが光の門に届けられた時、「愛・わかちあい」という言葉が私の心に届けられました。
最終知識の開かれたページには、第四章・魔の遺産のテーマの「用意ができた」という言葉が書かれていて、私の目に眩しく映ったのは偶然ではないと信じています。
 ちなみにN家の仏壇は空になりました。
巳さんをお祭りしていたお社も、勿論空です。

それからすぐに、誠言の杜予定地の前にある古墳に、積さんより指示のあったことを行う為に四人で向かいました。
 まず三人が古墳の前に立つ。
Aさんが「「あなたは入るべからず」と言われたので、ここで待っています」と言って立ち止っている。
私達三人はAさんの言う言葉に納得して、事の行う為に入口に聖塩を盛る。
 ”祈り”
 まずご挨拶、そして最初にご挨拶すべきだったことを詫びる。そしてこの地に誠言の杜プロジェクトの計画をしていること、その内容と立ち上げようとする気持ち等をご報告いたしました。
 そして、「この地に聖なる光を賜りますように。この地の意識ある者たちと共に働かせて頂けますように。」との祈りを込めて、古墳の周りに例の水をまきながら一周して、その場を去りました。

以上がご報告です。
 誠言の杜の立ち上げまでに、人知では考えの及ばないやるべき道が敷かれている事を実感し、地の理の意味を無視してはならない大切な学びをさせて頂きましたことに、感謝申し上げると共に、天・人・地・三位一体の働きがいよいよ始動いたします。

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