SBMの学び(魔のエネルギーは命をも奪う)

2009年11月22日。第1回SBM講習会終了後の出来ごと。    
参加者の皆さんと一緒に食事をしていた時、何故か気分が悪いと思ったのは覚えているが、その直後からの記憶が全くない。              
 肉体から離れた自分自身は、霧(または雲)のような場を通り過ぎ、前方に広がる光の世界に向かって、ゆっくりゆっくり歩いている。        
 そんな中「もういいよ!帰っておいで!」という確かに積さんの声を聞く。
 (帰っておいで?)(わたしのこと?)そう思った時、見えたのは真っ赤な心臓。ピクピクとした小さな動きが、ペコッペコッと少し大きく・・・それがだんだん強く大きくボコッボコッという感じで大きく動き出す。       
息をしなければいけない!と思い、真っ赤な心臓を見つめながら息をしようとするが、思うようにできなくて胸元が詰まっていて、痙攣を起こしているような感覚、苦しい!!声も出ず心の中で叫んでいた。「深呼吸…深呼吸」と声が聞こえる。                               
 ゆっくりゆっくり息をする。・・・その時はもう真っ赤な心臓は見えていない。
 一生懸命深呼吸を続けていると、周りで心配してくださっている人たちの気配がして、声が聞こえて来た。                     
 目が覚めて周りを見渡した時は(わたしは一体何をしていた?)そんな感覚だったが、少しづつ状況が理解できて、今、意識を取り戻したことを実感した。
 どれくらいの時間だったのかは分からない。              
 ただ呼吸をしている自分が、生きていることを自覚した時、無性に感謝の気持ちがこみ上げてきて、「ありがとう」「ありがとう」「ありがとう」の言葉しか出てこなかった。                           
 本当に心の底から「ありがとう」を言えている自分に感動し、感謝の感情を抑えることが出来なかったことは、きっと残された人生の中でも忘れることのできない体験となるでしょう。                     
 SBMの実学を証明することになった出来事だと自負します。      
 その時の様子を、立ち会った人たちから、聞くところによれば、痙攣をおこし、目をむいてすごく大きないびきを三回した後、ピタッと呼吸が止まり、硬直状態、失禁、血の気が引き顔面蒼白から土気色に変わり、どんどん冷たくなって、もう駄目だと思ったそうです。                  
 泣きながら冷たくなった手を一生懸命摩ったのだと言ってくれました。  魔のエネルギーを除去し、SBMの施術をして下さった人、最後に積さんが、
「まだ顔色は悪いがもう大丈夫だ」と言ってくださるのを信じて、和歌山から同行の二人に見守られ帰宅しました。仲間の皆様に心より感謝です。

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