今週月曜日はことしはじめての母帰宅イベントだった。
姉たちは雨空にむかって文句を言っていた。
私は
はてしなく雨模様に心が救われていた。
雨が心のスペースを広げてくれた。

11時から3時半のお迎えの時間まで
姉たちの話し言葉の中に見え隠れする「攻撃」に唖然としてしまった。
受けてたつしかない。と考えた。
ただし私のペースで受けるのだ。と自分に確認をとった。
私のペースはかき集める動きではない。分かち合う動きだ。
わかってもらおうとする努力はしていないから
わかってもらえてないけど。受けてたつしかない。

楽しみにしていたあさりの味噌汁だったが
ひと味足らなかった。
いつも
・pandaちゃんの味噌汁おいしいーねー
と言ってくれたのだが
今回は姉たちは無言であさりの味噌汁を口にしていた。
おもった。
心にぽっかり穴があいていた自分だった。

夕方猫たちのトイレ清掃の作業をしながらおもった。
・敵は目に見えない

それからパソコンに向かった。
そしたら両目が奥の奥のほうまで開いた感じになった。
あ。
・戦場はこの自分の目の中だったのだー

私は子達にも敵がやがてあらわれることを恐れながら
子育てをしていた。
休まることがなかった。
予防線を張ることにムキになっていた。
なんということだ。
隕石がポケットに飛び込んだかのような確率的現れ方で
新しい家族メンバーが2015年さいごの五分の一の間に
一気に増えた。
子達はおろかな私の張った予防線を突破した。
原動力をもとに広げた(拡げてきた)私の人生地図はもうこの時点で対応できなくなった。

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