丹精 2

神々しいふたりだった 娘夫婦
翌日は
写真でおこなう結婚式が写真屋さんスタジオでおこなわれる日だった
運良く帰ってこれた私たちは結婚式を見届けるためにスタジオへはせ参じた
太陽サンサン北風がんがんの元気いっぱいの自然に包まれた中進行していった
正式に和装婚礼衣装を着付けたふたりに祈りつづけた
わがこよ祝福されなさい
わがこよ祝福されなさい

私たちは背景が変わるごとに二階建ての建物を階段昇降した
夫が階段につまづいた・だいじょうぶ?と声をかけた
・もー限界ー
という夫の返事に 一秒くらいのあいだに23~24日で経験したことが頭の中に流れた
私は夫のいう意味とは違う限界
をあじわったことを再度確認していた

出発まで天気予報のチェックは肝心なことだった
寒波の未知数の脅威にたえず気を張り巡らした
帰りの飛行機は予定時間に着陸したが移動時間に思わぬ時間がかかり関西空港内で23日深夜とどまるという選択をした
なので娘たちの写真結婚式の当日朝一番で大阪から帰宅したのだった
神はおなじことは二度とされない
限界も度をこしてはならない
さきほど休息していて
あ。とおもった

瞬間湯沸かし器頭の中に無い!

コメントを残す