私にとって、S・B・Mは天職です(^-^)

私がS・B・Mと出会ったのは、2009年の夏でした。その頃の私は、30歳を目前に自分の人生の岐路に立っていました。独身でこのまま生きていくには、一生続けられる本当の仕事が私には必要だと感じていたのですが、私は一体何がしたいのか、又何のために生まれてきたのか。そんな自問自答の日々を送っていたのです。
 
そんな折にS・B・Mを受けたことによって、気付いたことがあります。それは私が幼いころに、何を夢見ていたのかを思いださせてくれたことです。
私は小学3年生の頃いじめを体験し、将来はいじめがなくなるように学校の先生になりたいと思っていました。小学校を卒業する頃には、夢はどんどん大きくなり将来は国連で困っている人達のために働きたいと思うようになっていたのです。その後中学・高校と大きくなるにつれて現実と自分の能力の差に目をつぶるようになり、子供のころに抱いた夢をすっかりと記憶の片隅からも消し去っていたのです。しかしS・B・Mを受けたことでその記憶がよみがえっただけではなく、「誰かのために働きたい」という思いに、もう一度灯がともったのです。

誰しもが幼い頃に見ていた夢は、本当に純粋無垢なものだと思います。そこには、自己の我慾などひとかけらも含まれてはいなかったのではないでしょうか。そうした純粋無垢な夢見る人が、本来の自分を取り戻した人が増えてくれば、今のこの正直者が馬鹿を見るような社会を終わらせることができるのではないかと考えたのです。未来を担うこどもたちには、正しいことをした人間が、正しく評価される社会を残したいのです。それは、貧富の差をも生まない社会です。

今の世の中には「清貧」という言葉が存在していますが、私は清貧ではなく「清富」が正しいのではないかと考えています。清く正しい行いをした者が、なぜ貧しくなくてはならないのでしょうか。清く正しい行いをした者こそ富める方が正しいと思うのです。そして清く正しく富めた人は、その富を我慾を満たすために使うのではなく、その富を分け与え、誰かの役に立つことができるとするならば、誰も見捨てられることのない貧富の差も生まない社会を築くことができるのではないかと考えたのです。

私は幼いころから、色々な大人に沢山のことを教わって大きくなりました。その多くの大人のほとんどは、私のために言いたくないことを言ってくださる大人でした。近所のおじさんに叱られたこともあります。今この歳になって気付いたことは、色々な大人から沢山の愛をいただいて大きくなった、むしろ育てていただいたんだということです。
そのことに気付いたら、今度はその恩返しとして未来を担うこどもたちに何かできることをさせていただきたいと思ったのです。その第一歩として、本来の自分を取り戻せる人が増えるように、そのお手伝いをさせていただきたく、私は開業を決意いたしました。

またこのS・B・Mをすることで、私は幼いころに夢見ていたことを実現できています。S・B・Mをさせていただく者は、皆インストラクター(指導員)という名称で呼ばれています。先生とは若干違いますが、インストラクターには、いじめをなくす方法が導き出せます。そういった意味では、私が幼いころに夢見たことは実現できました。

またこの仕事には嬉しいおまけと言っていいのかわかりませんが、お客様が本来の自分を取り戻される物語(過程)に立ち会えるという大きな喜びがあります。その物語は本当に感動的で、こちらまで幸せを分けていただいています。

ある方が下さったお手紙に 「これは、あなたにとって天職だと思う。」 という一文がありました。それを読んだときに、まさにその通りだと、私の仕事(S・B・M)は、天の職であり私は何にもしてないなと思ったのです。本当にただオイルを塗り相手の話を聞くだけで、心から喜んで美しい本来の自分を実感しながら帰って行かれます。その過程で幸せまでいただいて、この幸せを誰かにわけないときっと罰が当たるそんな思いすら浮かんでくるぐらい、私は何もしていません。

そして清富とは、金銭的な富だけではなく、こころの富とセットです。おかねは天下のまわりものと言いますが、こころの富もまわりものでなければならないのだと感じました。決して富を自分のところでとめてはいけないのだと。どんどん誰かのために出すと、やがて何倍も大きくなってかえってくる。そしてまたその富を誰かに配る。その富を受け取ったひとは、有難くて申しわけなくてまた富を誰かのためにどんどん出すようになる(=相手をいかすこと)。そうすることで誰一人として見捨てられることのないみんなが必要とされた、中央政権主体の民主主義ではなく、人民がつくる人民のための新しい民主主義の社会が現実味をおびて見えてきます。
このことをS・B・Mを通じて教わりました。そして実現化するために、私はS・B・Mインストラクターとして働かせていただきます。

このような天の仕事をさせていただけることに、心より感謝申し上げます。有難うございますm(__)m

2010・10・4 originsun

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