家族からの学び

 家族は5年来のうつ病である。よくなったり悪くなったりを繰り返し、今は快方に向かっていると信じたい。この数年アップダウンを繰り返しながら判ったのは、悪くなる前に皮膚に症状があらわれること。
 時には虫刺されをかきむしり化膿が広がったり、接触性皮膚炎、帯状疱疹、蕁麻疹と症状は様々である。皮膚科で治るものもあったが、次第に皮膚科でも食事でも民間療法でも治らなくなってきた。せいぜい症状がさらに悪化することを遅らせる程度。特に何ヶ月も症状が続く蕁麻疹は休養するしかなく、かゆみ止めを服用しないと眠れない。食べ物が原因の蕁麻疹でなく精神面が原因だと容易に想像がつき、リラックスするようにと整体やマッサージ、温泉に砂風呂やスポーツと思いつくものは試してみた。しかし次第に皮膚の状態が悪化し、しばらくすると精神的にド~ンと落ちて動けなくなる、何もしたくなくなる。倦怠感を伴う、うつ状態である。

 最終知識には”人間の皮膚は、外界と接する、もうひとつの脳・・・”とある。皮膚は精神世界のエネルギーを敏感に感知すると言われるが、本当かなと疑問を持ちつつS・B・Mをお願いした事がある。すると数日後にはあれほどひどかった蕁麻疹が消え薬も全く必要なくなった。しかしまた1ヶ月ほどすると蕁麻疹がでてきた。今度は私が、聖別されたオイルをつけS・B・Mを何とか試してみた。翌日にはみみず腫れのような症状が殆どなくなっていた。そのS・B・Mの時、確かにある種のエネルギーを感じた。
 何をしても治らなかった蕁麻疹が一時的かもしれないがS・B・Mそして聖別されたオイルで2度も快方に向かっている。精神世界のエネルギーを受けて皮膚病、そしてうつ病になったのだと考えるしかないのだろうか。確かに”信じる必要はない すべては やがて 確信にいたるようにつくられている”。
 長年そのエネルギーに苦しめられ続けていても全く気づかない人間という存在。知らないのだから断ち切ることもできない。知ることの大切さ。担うことへの責任。痛感した家族からの学び。

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