伊雑宮を後に、内宮に向かう道、車に乗せて頂いて移動する車中で、ずっと誰かが歌っている。
　でも、誰も歌っていないとのこと。
もしかして、ヤマトヒメ？　　
その宮が近くだとの事で、参拝することに・・・お社の前に立って、ふと空を見上げると、真上に十字架の雲、急いでシャッターを切ったが、もうすでに縦の線が消えていた。
ほんの一瞬のことでした。

あ　わ　れ　み　を　わするるな
おもい　こおせ（おこせ？）いにしえのみやこ
われ　かんなびとし　み　を　うつるに
このよ　たりとて
いくえにも　かさなりてや
ひとのとふ
みち　みち　みちて　ひは　ともり
おくる（おきる）　このよの　はえありて
とわに　おもいを　ここに　つきせむ
や　わたりて　はなの　さくらむ
はな　と　み　の　たくせや
このときと　しるしたる