歴史から抹消してしまった国防と国益(参議院選挙前の号外2)
アメリカ政治の虎の尾を踏んだ石破政権
1~2番目のプライオリティになっているフェンタニル。
それを知らない石破政権。
いまの石破政権は、日本を亡国に向かっているとしか思えない政策ばかりをしています。小池都政の無策さにも驚いていましたが、石破政権の無策と無能さに嘲笑してしまいます。世界が激動に動いているときに、何の国策もない人が政権を握って、日本の政治の中心にいる意味が解りません。この状況に対して、オールドメディアやアカデミック界隈も何も言わず沈黙を貫いて、その異様な空間と不気味さがどこから来ているのか理解に苦しみます。安倍政権の時には、あれだけメディアやアカデミックが騒ぎ、まともな政策も止めていました。今回は、まったく逆の現象になり、言論空間が止まってしまっています。
さらに不思議なのは、無策の状態が続いている小池都政が、都議会で勝ってしまいました。かつて、民主党の菅政権だったとき外交も経済政策も滅茶苦茶で、国政が最悪の時期がありました。その国政を支えたのは、石原都政でした。尖閣問題や3.11や対中政策を都政が国政をけん引して、難局を乗り越えました。言わば、国政のバックアップ機能として都政がありました。しかし、いまの日本は国政と都政が同時に機能していない、とんでもない社会になってしまいました。
この無策な状態は、1年後に大きな代償として国民に帰っていきます。政策は、2~3年後に世の中に反映されるので、いわば社会の先行投資のようなものです。岸田政権以来、東京都も余計なことばかりをして、庶民の幸せにつながることを何もしてきませんでした。これからの日本社会は、いま以上に経済は悪化して、庶民の生活はさらに厳しくなり、若年層の貧困化はどんどん拡大していくでしょう。
その最たるものが、今回の日米交渉でした。いま日本の経済は、自動車産業が国際社会で唯一、一本打法で貿易黒字にして国富を作っています。その産業を守らずして、国民生活を守っていけるのか?
現在の日本では、自動車産業以外の基幹産業はありません。一体この首相は、何をもって国民生活を向上させて国民所得を上げるのか、まったくわかりません。日本は、他国と違い軍事産業を民間が中心になり、最先端の技術革新の研究をしてきました。国がすることを、民間の自動車産業がしています。その産業を蔑ろにするということは、日本の国防にも影響をしてきます。
果たして、その意味が石破首相は解っていて日米交渉をしてきたのか?
先日党首討論では、「強い経済・豊かな暮らし・ゆるぎない安心な日本」と言っていましたが、新しい基幹産業を作る経済観もない中で、いったいなにを根拠として発言をしているのか、多くの日本人はこの口先の無策な言論空間に気づいたと思います。
トランプ政権になってからの日米関係は、いくつも日本にとってプラスの交渉が出来ました。特に、アメリカは自動車の関税に対して25%としましたが、交渉次第で日本に有意にすることが出来ました。石破氏が胸を張って、関税の引き下げを主張して対中政策を明確にしたら、トランプ大統領はすぐに合意したでしょう。なぜなら、日本車の関税引き上げは、アメリカ庶民にとってプラスにならないからです。さらに、日本車の関税の引き下げは、トランプ政権の支持率アップにも繋がり、アメリカの国益にもなります。前回にも書きましたが、日本製を無くしてはアメリカの産業は成り立たないところまで来ています。日本製に関税を掛けるということは、必然的に物価を上げることになり、アメリカ国民にとってプラスにはつながりません。
トランプ大統領は、親分肌で腹を割って話すことが、一番大事だと思っています。陰で言われるのが、一番嫌いな人でもあります。せっかく、トランプ氏から場をセットしてもらったにもかかわらず、石破氏は逃げてしまいました。最初の対談で、腹を割って話をすればお互い信頼関係を作ることができ、日本にとっても国益に繋がりました。トランプ大統領の外交姿勢は、不良グループのリーダーと同じで、拳(言論・政策)を交えてお互いの本音で勝負をする泥臭い手法です。そこにディールと親密な関係が出来ると、交渉がすごく前に進んでいきます。日本の首相で言えば、田中角栄氏に似た人間臭い人であります。その相手から逃げて、赤沢氏という聞いたこともない無名の人間に窓口にさせるということは、トランプ氏が一番嫌いなやり方です。そして、トランプ氏から見たら馬鹿にされたと受け止められ、二度と関係ができなくなることを、石破首相は自ら作ってしまいました。せっかく、安倍晋三首相が作り上げた日本外交の財産を一瞬で壊してしまいました。
トランプ氏とアメリカ政府の本音は、
「トップが来ているのに、なぜ木っ端が来るのか?」
アメリカ側は、誰もがそう感じたと思います。木っ端が7回行っても、何の役にも立ちません。アメリカも世界の激動の中で、よく時間を割いてくれたと思っています。
さらに付け加えると、石破政権は口頭では「日米関係を強化する。台湾有事があれば、米軍と共に協力する。」と言った直後に、トランプ政権の政策の逆をして、トランプ政策を否定することばかりをしています。これでは、信頼関係は作れません。(決して、アメリカに迎合することを言っているのではありません。日本も対中政策を考えたときに、アメリカ抜きで日本の国益を守ることは出来ません。いまは、アメリカとの関係を親密にしておく必要があります。)
これまで石破内閣は、必要以上に中国訪問や中国人のビザ緩和をして、アメリカ外交を必要以上に刺激してきました。これは、海外から見ていると、日本はアメリカの同盟よりも中国との関係を強くして、対米政策をしているメッセージになっています。現に、日本に多くの中国人が不動産を買いしめて、大量の中国の留学生を入れて、トランプ政権が規制をしている真逆の政策をしています。
さらに、最悪な事態が起こりました。それは、フェンタニルが日本経由でアメリカに輸出していることがスクープされ、アメリカの逆鱗に触れてしまいました。トランプ政権は、日本は中国とグルになって対米政策をしていると見ています。フェンタニルの問題は、いまトランプ政権が1丁目1番地の重要課題で、不法移民とフェンタニルの問題は1つのセットとして、国家が総動員で取り締まりを強化しています。
それが、同盟国からアメリカに輸出されていることが分かったことで、日本の信用と関係が崩れてしまいました。
そもそも、トランプ政権になってから、
「なぜ、カナダとメキシコで貿易問題になっているのか?」
その本質は、アメリカの産業の空洞化の問題というよりは、
「Made in Chinaの製品とフェンタニルをアメリカには入れるな!」
というトランプ政権の忠告でもありました。
だから、一番初めにカナダとメキシコを名指しで高関税の障壁をして、交渉の場を作りました。これは、バイデン政権が出鱈目な政策をしたことで、不法移民とフェンタニルが大量に入り、国の滅亡になっているからです。その事実を、日本の首脳陣がまったく理解していません。いまだに、石破政権はバイデン政権寄りの政策をしようとして、アメリカの過去と政治をしています。トランプ政権になってからは、新しいアメリカに変わってしまいました。日本の役人も石破首相も、その重大さに気づいていません。
そして、石破首相は日本の国益を何個も削いでしまいました。
- 基幹産業を低迷させてしまいました。(日本の景気を止めてしまった。)
- 日本からの貿易も厳しい審査が課せられ、日本ブランド(信用と安全)が失われてしまった。
- 日本は中国の手先になって、アメリカの転覆を狙っている。
- 日米軍事同盟が、どこまで信用できるのかわからなくなってしまった。
これで自動車関税が、35~40%になったら日本経済は失速して、外貨を稼げずに大不況に向かっていくでしょう。零細・中小企業の高度な技術をもった町工場が、大量に倒産していきます。そして、日本の技術が海外に流出して、産業の空洞化になくなってくでしょう。そうすると多くの日本人が、失業と未来に希望が持てず絶望した社会が蔓延して、貧困社会になっていくでしょう。さらに、希望の持てない若い世代がフェンタニルに手を出し、街がゾンビ・タウンになっていけば、北米社会と同じ道をたどることになります。
いまアメリカやカナダの深刻な問題は、20~40代が失業と絶望でフェンタニルに手を付けて廃人になり、若くして多くの人が亡くなっていることです。働き盛りの若い人たちが、希望を失い現実を逃避するためにフェンタニルに手を出して、中国製の薬物が若い人たちの命を奪っています。いま、アメリカとカナダで年間12万人ぐらいが、フェンタニルによって亡くなっています。12万人のうち19~49歳の人が90%で、国家の危機にもなっています。
これまでの世界の流れを見ると、北米で起きたことが2~3年後に日本に上陸します。このフェンタニルの問題は、他人事でなく国家の危機として政治が取り組まなくてはいけない問題です。いまの日本の政権は、あまりにも無知で無策で日本の政をどうしたいのか、まったくわかりません。
この動画は、Vancouverで起きていることですが、日本は本当にリベラリズムと媚中・親中を続けていくことが、日本の未来につながるのか真剣に考える時期に来ています。北米でバンクーバーが、リベラル色が一番強い街とされています。税金で、薬を打つ場所を提供したり、係員を配置して中毒者の自由と権利を保障しています。
果たして、これが個人の自由の尊重なのか?
私には、この社会システムが理解できません。とても人類の英知であるとは思えません。リベラル思想の最終地点が、バンクーバーだと思っています。日本の勤労精神や民族観から、この画像を見ると日本社会の目指す世界なのか、普通の日本人であれば誰もが同じ答えになると思います。自分たちの家族や大事な仲間が、フェンタニル中毒になってゾンビのような姿になって、みじめな人生で終わることが日本民族の進む道なのか。
今だからこそ、日本は国家観と民族観を取り戻して、国の再建にする最終決断の時期にきています。アメリカやカナダに追随するということは、「リベラリズム」と「多民族のボーダレス」と「チャイナ・マネー」を入れて、国や街を破壊して闇の世界に入っていくことです。日本は、独自の政をして古い政治(自公政権と立民)を終わらせないと、5年後には日本という国は亡くなるでしょう。
今回の参院選は、重大な選挙であることは間違いありません。一人一人が、真実と向き合いながら、リアリズムの価値判断で未来を作るしかないと考えています。日本民族が、勤労精神と日本文化を体に入れれば、世界を変えることができます。そして、その大きな力を日本人であれば誰もが持っています。
Takefuyu|note