投稿者「totoyamato」のアーカイブ

むかし、むかし、

むかし、むかし、五昔ほど前の関東に、封建的家系の次男に生まれたお父さんと、女系家族の長女に生まれたお母さんがいました。
二人の間には、一男一女を授かり、それはそれは、大切に育てられました。
ところが、ある日、突然この二人の子供から、お母さんは去って行ったのでした。
それからというもの、特に女の子の方は、強い子供に育っていきました。
思春期になると、その女の子は、お父さんのふるさとである吉備の国へ、移り住む事になりました。
吉備の土地柄も手伝ってか、女の子は益々、強く育ちました。
やがて、結婚をして、まるでももたろうの様に、正義という刀を振りかざしては、夫、子供、夫の両親・・・と、二昔も、戦いを続けていました。
戦いに疲れていた女ももたろうは、ある日、頭が止まりました。

 「本当の正義って、?・・・。」
               ・・・・・

それからというもの、女ももたろうは、本物の正義を求める旅へ、出ることにしたのでした。
ももたろう 新物語の、はじまり、はじまり。

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(このブログ、ネット上に、正しく載りますよ~うに。)