歴史から抹消してしまった国防と国益 82(号外)

波動農法の未来

 いま世界は、壊れてしまい北米では食品の物価上昇が酷く50~70%まで上がり一般庶民の生活を直撃しています。生野菜なども、年々上がっていき生活することが厳しい時代に入りました。食品価格の上昇は、日本にも同じ状況が来ています。これから日本も、中間層の生活が壊れて北米化していくと見ています。ロシアでは、週末田舎で半農生活をして、2拠点生活をしています。ダーチャ(ロシアの半農生活)という仕組みで、自家製野菜を作ってソ連時代から続いている生活をいまもしています。ロシア人は、国や市場を信用せずに、自分たちで食料の供給することで、つねに食糧危機を持っています。これは、ロシア人の生活の知恵でもあります。これから、日本もサービス業が淘汰されていくと仕事が減り、収入も減っていく時代が到来します。これまでの価値観では、生活が出来ない時代が来ます。

これから波動農法は、いままで以上に注目されて次世代の生き方に浸透する時代がはじまります。戦後の日本は、第一産業を蔑視しながら教育段階から日本人の脳を変えて、生き方そのものを変えてしまいました。いままでは、大卒・優良企業という昭和に出来上がった人生設計が一番良いとされていました。しかし、その仕組みは音を立てて壊れています。2025年から、大卒・企業というレールは安定・安心の人生設計になっていません。大学を卒業し就職しても、学生ローンで500~600万円の負債を持った人たちは安定という保証はありません。昭和に出来上がった価値観は、何も目標を持たない人を大量に産んで、「とりあえず学校に行って、とりあえず就職して」という大衆社会を作ってしまいました。しかし、これからの時代は通用しないでしょう。
若いうちから、技術と学習の連続性の中で造詣を深くしていかないと、10年後の生活に繋がらないと思います。昭和から続いてきた固定観念を、どこかで払拭しない限り生き方は変わることは出来ません。敗戦後の価値基準は、知らぬうちに産業別差別をして、ステイタスと職種で仕事を決めてきました。しかし、次の時代の生き方には繋がっていません。

なぜ、波動農法が次世代のカギになるのか?

日本人は、農耕文化と共に文明を開化し日本社会を構築してきました。敗戦後の日本は、何も生産性のないサービス業を付加価値の仕事として社会の中心にして世の中を回してきました。しかし、「個人が何を作り、何を生み出したかわからない」社会構造は、日本人の心を空洞化にして、何が価値判断かわからない人間にしてしまいました。精神と体が一致しない不安定な人間を作り、成人になっても道徳基準がわからない人ばかりが増えてしまいました。そのいい例が、「パワハラ」や「モラハラ」という言語空間が、人を支配して何が判断基準かわからない社会にしてしまいました。日本全体が、言語空間に支配されて英知のかけらもない社会になってしまいました。これは、「日本は言霊の国」という崇高なものとは違います。

なぜ、農業を通してモノ作りに戻るのか?

もの作りには、言葉の駆け引きはなく常にモノの実態にしか結果はありません。そして、個人の仕事と責任が表裏一体になって、社会の調和の中で個人の存在意義を知る方法でもあります。モノ作りは、個人の技術と努力の成果で、社会とつながる大事なツールです。個人の技術は、誰の責任にすることも出来ません。
波動農法を通してモノ作りをすることは、個人の技術と責任の2極の世界観を持って生きることで、言論空間の言葉遊びは出来ません。そして、地球の時間軸の中で大地と呼吸をしないと前に進むことは出来ません。カナダで15年実験農業をしていて、やっといくつかの答えが出てきました。それを日本ですることで、価値観が変わり人生観も変わっていきます。

 波動農法は、人の生き方を変える力を持っています。生命を育てるということは、四季を通して長い時間軸で体内時計を作るところから始まります。人工的な仕事とは違う体感が、体の中に波動として入り太陽や大地と対話することからはじまります。現代社会は、高度成長期以降に作られた、人工的なサイクルの中で至上経済ばかりに注視して、効率と物質主義の中で自然との対話を軽視してきました。敗戦後の日本は、教育の段階から大地との波動の共感をないがしろにしてきました。それによって、自分たちの感情のコントロールが出来ない人が大量に出てきて、残虐な行為をする人や社会秩序を持たない人が社会秩序をどんどん壊していきました。すべて、生命体(自然)の波動と共鳴をしなかったことで、精神構造が壊れて良識な価値判断が出来なくなってしまった結果が、いまの近代社会です。(これは、日本だけの話しではなく世界各地で、同じ問題に直面しています。)
 これからの日本は、どこかで個人が意識を変えていかないと、取り返しのつかない社会に進んでいくと見ています。波動農法は、自然との対話と大地の波動の共鳴で、個人が生かされるシステムになっています。その時に、単純にすべての文明社会を捨てて、出家のような形で農業を始めても、上手くいきません。いくつかの段階を踏まえて、波動農法をする必要があると思っています。まずは、大きく分けて2つのセオリーが必要になります。それは、「経済的に独立をする農業」「過剰な負荷労働をしない」この鉄則から、波動農法ははじまります。
 多くの人が、田舎に移住をして農業を始めても上手くいかないのは、収入にならないことと過剰労働が精神を疲弊させているからです。地方に都会の価値観を、そのまま持って行くのと同じで、「農業というジャケットを着て市場経済をしている」から上手くいかないのです。精神構造を変えていかないと、綺麗ごとでは農業は出来ません。(農業は、「環境にいい」とか「心にやさしい」という言葉に騙されてはいけません。)
そして、4つの柱が自立経営に繋がっていきます。この組み合わせをすることで、いままでの農業とは全く違うものになっていきます。大地の資源を循環させる下地を作ることで、不必要なものをカットして過剰労働をしない次世代の農業に変えていく必要があります。

  1. 堆肥を自家製で作る仕組みにすると、堆肥や肥料の料金が全くかからなくなります。
  2. 食品加工をする。(過剰に採れた野菜や未成熟のものを商品にする。)
  3. 競争が厳しいモノを作るのではなく、競争が少ないモノを作る。
  4. 種の販売


この4つの原則をすることで、農業をしても自営が出来る産業にすることができます。農協依存の農家は、ほとんど利益が出ず、何年やっても自立できません。波動農法は、ソフトランディングしながら自分たちの生活に入れていく農法です。時間をかけながら、緩やかにすることで誰でも農業従事者になれて、自分の仕事を持ちながらも出来る仕組みになっています。いままで通例としていた農作業を止め、科学的に農業をしていくことで、作業時間も半分にすることができます。

堆肥の自家製

 一番の問題は、土壌改善をすることでどんなに無農薬や有機農法をしても、土壌が安定しないといい作物が出来ることはありません。カナダで実験してきたことは、落ち葉や枯れ木を土にかぶせて、マルチ状態にして育てる方法です。これをすることで、育てたい作物を伸ばし、雑草は育てにくい環境を人の手で作っていきます。この落ち葉は、半年かけて腐葉土になり堆肥になっていきます。栃木の小山(波動農法)での実践でも、シイタケの原木をかぶせて雑草が生えにくくすることで、農作業を半分以下の時間にすることがでました。
 波動農法は、雑草取りや畑のメンテナンスに時間を割くのではなく、自然に生える力に委ねて育てたい作物に、栄養と日光を人工的に整えてあげるだけの農法です。いま、実験をしているのは畝間にコーヒーの出がらしを入れて、雑草を生えないようにしています。(光合成が出来ないようにする。)コーヒー豆には、害虫除けの成分も入っています。これによって、堆肥と防虫効果の2面性を持っていることになります。本来は、ゴミとして扱われていたものが資源になり、店はごみの削減になり、一石二鳥になっていきます。
清掃局のゴミ収集の削減になれば、社会コストの削減にも繋がっていきます。地域の循環システムが出来上がれば、有機物の還元にもなり、堆肥や肥料を買わなくてもいい状況が出来ます。さらに、動物の排せつ物と生ごみを収集して堆肥を作る場所が出来れば、外国の化学肥料や堆肥を買わない農業が出来ます。過疎の小さなコミュニティーからでも、循環システムが出来ます。ゴミとされていたものを有機物に変えることで、生産性を上げることになり、利益の出る農業に転換することができます。これから、過疎の町ほどポテンシャルがあると見ています。

波動農法の食品加工


これは、日本の農業革命にも繋がっていて、第一次産業から第三次産業を1つのセットにした産業構造の大改革です。この仕組みが出来ると、大量に作物を作らなくても少ないロットで高利益を上げることがきます。本来は、ゴミとして扱われる未成熟のトマトですが、それを傷む前に収穫してピックルスにすると原材料になります。

レシピ― (1リットル×2本)

  • 酢 3カップ
  • 水 1カップ
  • 砂糖 100g
  • 塩 大さじ1
  • ベイリーフ 2枚
  • クローブ 2本
  • 粒胡椒  小さじ1
  • マスタード 小さじ1
  • コリアンダー 小さじ1
  • とうがらし 2本
  • ガーリック 2片
  • タイコーカツオだし 少量

ケール・パウダー

さらに、注目をしているのがケールです。栄養価が高く、簡単に育ち害虫被害も少ない作物です。収穫時期になると、大量の葉が出来るので生で販売するにも限界があります。その時に、加工食品として作物を作り替えてしまう方法です。今回、ケールパウダー(青汁粉)を作ってみました。これはいたって簡単で、乾燥器(Food Dehydrator)があれば誰でもできます。
ケールの葉を採って、芯を抜いて葉だけにして適度に小さくして数時間乾燥機にかけます。

8時間後には、手で握っても粉々になる状態になります。それを、グラインダーにかけて粉砕をして粉状にします。そしたら、完成です。

ケール・パウダーは、栄養価が高いので健康食品としても販売できます。今回は、ケール・パウダーでエネジードリンクを作りました。若い子たちは、朝食にスムージーで済ます人が増えています。ケール・パウダーに果物と豆乳やオーツ・ミルクを入れて、簡単に出来て腹持ちがいい食べ物になります。このパウダーを、使って新しいメニューを作れば、ダイエット食品にもなります。

今回は、ルバームジャムとブルーベリーとオーツ・ミルクとケール・パウダーとメイプルシロップを入れて作りました。ここに、バナナやリンゴを入れたりして、味を変えれば、何十種類のメニューが出来ます。ケールは栄養価が高いので、健康食品としても使われています。波動食品にケール・パウダーを付け加えると、波動コンテンツにもいろいろな幅で出てきます。
例えば、20~30代が小資本で起業したいとなれば、スムージー屋が簡単に出来ます。それに、軽食屋のメニューに入れれば、仕込みもいらず客単価を上げることもできます。

北米では、ケール葉をサラダにして食べますが、日本人は好き嫌いが分かれます。パウダー状にすることで、保存期間も長く輸送コストが抑えられるので、高利益が出る商品になります。

競争相手が少ない作物

なぜ、ルバーブ栽培を波動農法の主力にするべきか? その答えは簡単で、日本でやっている人が少なく高単価で取引が出来るからです。ルバーブというと、お菓子の材料(ルバーブ・パイやルバーブ・タルト)として高単価で取引されています。加えて、あまり日本ではメジャーな食材にはなっていません。ここで、いくつかの使い方やレシピを作ることで、波動農法の主力商品になっていきます。最近実験して知ったことは、積塩で炊くことで、違う食べ物になることを発見しました。味が梅肉のようになり、お菓子以外の用途でも使えることが解りました。食品加工としても簡単にできるので、波動食品の1つになればハイブリット農業(1~3次産業までを統合した農業)の主力商品にもなっていきます。当然、生で販売することもできます。

種の販売

世界は、モンサント社(バイエルン社)が種と化学肥料の世界市場の実権を握り、この1社で世界の食料をコントロールしています。種においては、遺伝子組み換えのモノが出てきて、健康なものかどうかもわからない種を世界にばら撒いています。モンサント社は、独占市場を作り食料の覇権を握っています。それに対抗する意味でも、波動農法の種事業は意味がある事業になります。収穫が終えて、農作業の手が空いた時に種の収集をすることで、1つの仕事にもなります。ネット販売をすれば、収入の一端を担うこともできます。波動農法は、古いものと新しいものをハイブリットにして「温故知新」の役割も持っています。モンサント社は、至上経済を進めすぎるあまりに、生命体の冒涜を平然としています。それに、警鐘と歯止めを刺す役割も波動農法にはあると思っています。日本は、農耕文明の中で生物との共存で社会を作ってきました。西洋文明は、農業は奴隷がする階級社会を作り、農奴システムを根底にして農業を進展してきました。遺伝子組み換えにしても、彼らにとってみれば農業は市場経済の道具にしかなっていません。さらにキリスト社会は、奴隷を肯定した労働階級と階級社会から、社会がスタートしています。農業を蔑視するのは、農奴システムを払拭できないからです。日本とは、農業の捉え方がまったく違っているのは、歴史的背景であり奴隷システムにあります。

波動農法の終着点は、日本人の頭の中にある西洋化された発想の駆除だと思っています。第一産業を下とし第三次産業を上として見てきた、産業の蔑視の価値観を変えることです。そして、至上経済においては、商品にならないモノはゴミとして扱い、使えるものを廃棄してきました。この悪循環を、是正するだけで莫大な資金を生むことが出来ると見ています。さらに、大量生産と大量消費は日本の文化を壊してきました。日本人が大切にしてきた勤労精神と「もったいない」精神の否定を、高度成長期の時から永遠と続けてきました。これによって農業は、労働単価は上がらずに低収入の家業になってしまいました。漁家や農家だけの責任ではなく、日本社会全体が至上経済と効率主義に依存してきた結果が、いまに繋がっています。そろそろ、敗戦後の仕組みを止め日本人が住みやすい社会に作り替える時期です。古来の農耕文化に戻すことで、日本民族の魂は蘇り自分たちの波動を取り戻すことができます。

それは、日本の教育にも繋がっていきます。いまの義務教育は、机上のことばかりをして実態のない頭だけを動かす教育をしてきました。小中高生の体力が一番あるときに、頭と体を使って肉体的試練を培わないと、人としての感情も魂も育ちません。一番感受性が強く体力あるときに、肉体的苦痛を与えなければ魂と大地の呼吸することは出来ません。波動農法は、大地との呼吸で自然界の波動を体感することで、個人の精神が成長して普遍的な人間力をつけることができます。2025年は、日本人の魂が開花するときでもあります。

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