～素直が幸せの近道～

No.42

姉が実家の商売を継がずに出ていく話が舞い込んできたときから、わたしの回りに怪奇現象が起き始めました。

『また始まったぞっ。』と忘れていた奇妙な出来事が日々続きました。

夜寝ていると気配を感じて目が覚めると【待ってるよ】と言わんばかりのエネルギーを発しただ、佇んでいる存在がいました。

昼間は、【早くしなさいよ】【時間がもったいないよ】とどこからともなく声が聴こえてきました。

いつもどこにいても付きまとうその存在は実はわたしの魂の叫びだったのでは？と最近つくづく感じます。

わたしは実家に帰らなくては！と考えていましたがもう一方のわたしはこの生活を手放したくない！このままの生活を止めたくない！と力が入っていました。
素直じゃないまま時間が経過し、力が入れば入るほど何もかもが上手く行かなくなりあげくのはてに体調不良になりました。

そして、会社を辞めることになり、実家に帰ったのは21歳の夏でした。

わたしがなぜ実家に帰るのを拒んでいたかというと【男】が理由でした。離れるのが辛くて、辛くて、仕方ありませんでした。
あの当時は若さもあり、結婚を約束していた彼と別れるのが切なかったのを覚えています。

彼のお父様は鉄工所を営んでいました。
彼は会社を継ぐからわたしと結婚して助けてほしいとプロポーズされていました。
彼は、まだ18歳でしたが、将来の夢は【社長】でしたので(笑)わたしはその彼の夢を叶えてあげたかったのでした。

でも所詮は人の夢は、わたしが叶えてあげることはできません。まして社長婦人になりたいわけではありませんでした。

体調が崩れて実家に帰るのが決まった時は心のどこかで、ホッとしたじぶんがいました。

【人生は諦めが肝心だ！】
【人生はなるようにしかならない！】
【人生は山あり谷あり】

幼少期から、わたしのまわりにいた人達から聞いて印象に残った言葉です。

諦めたら得るものもあります。
流れに任せれば思いもよらず良いことが舞い込んできます。
波瀾万丈でなければ生きていても飽きてしまいます。
そして、辛く、切なく、悲しい想いをした分、必ず愉しく、嬉しく、面白いことがやって来ると、信じています！

全てじぶんの考え方捉え方でどんなふうにもなると信じています。

わたしはわたしの性格が大好きです。
わたしはわたしの生き方が大好きです。

今日も色々な人に声をかけ色々な話をして喜怒哀楽を最大限に表現しました。(笑)

最近はどこからともなく声が聴こえたりしません。

でも、ちょうどいいタイミングに願った現実が目の前で起こります。
しかも想像以上な結果をもたらします。

今日も人間界で起こる出来事を、精神学の教えと照らし合わせて、真っ向から立ち向かいます。

以前の弱いわたしはいつも逃げていましたが、もういません(笑)
今は強いじぶんになりましたから、冷静に客観的に向き合い真っ直ぐに立ち向かいます。

日々、光と闇を分別して、整理して、バランスを保っています。

メリハリをつけながら、精神世界と物質世界を照らし合わせています。

それぞれの役割を分担します。そして役目を果たします。

今日も精神学協会のプログラムの話をした方が受けることになりました。

その方のキラキラ輝いている笑顔を拝見しわたしも、心がトキメキ嬉しくなりました！

今日、ある命は当たり前ではありません。
今日、動く肉体はじぶんだけのものではありません。

今日も与えられた時間と恵まれた環境に感謝します。
ありがとうございます。