No.9
祖母の教えることは素直に受け取ると、思った以上に良くなりましたし、曲がって受け入れると、思ってる以上に悪くなりました。
どんなに、素晴らしい教えでも、受けとる側の捉え方が間違っていたり、履き違えていたり、勘違いしていたり、じぶんの受け皿次第で、どのようにもなるということを体験しました。
中学時代は、基礎体力をつけるために掃除、洗濯、炊事をしていた気がします。実家では大人も子供も関係なく家事をさせられました。
あの頃は、なぜ家事をやらされるのか訳もわからず、不平不満ばかりが沸き上がっていましたが、その沸き上がった気持ちが浄化できたのは、決まって家事を徹底的にした時でした。
玄関先をはく作業、床を拭く作業、洗濯物をたたむ作業、洗い物をする作業、すべて誠心誠意、真心をこめて、念入りにするといろいろな雑念が解けていき頭の中がスッキリしたものでした。
最初は意味が通じす理解できないことも、素直に受け入れ、誠心誠意を込めて行動すれは、自ずと気付きはじめ、いずれは瞬時に判るようになると思います。
そうすると、物事の仕組みも手に取るように判りはじめてスムーズにいくのです。
直感力を研ぎ澄ませば 観察力 集中力 洞察力やがて洞察力 持続力が備わってくると思います。
すべてはじぶんのなかにあり、じぶん磁針が見いだしています。
じぶんを知るということは、とてもたのしいですし、また嬉しいです。
これからも回りからの教えを じぶんのフィルターで濾過しながら ほんものとニセモノの区別をしていきたいです。
今日も 与えられた環境に、生かされたことに感謝します。