宝箱

ひと もの こと より
いただいた
胸の奥の琴に 伝わるものを
コトノハに のせて

夢 みかん

長い間 実りを届けてくれていた一本のみかんの木。続いた台風の一過で 根から折れてしまったそうです。はじめの台風で 倒れかけたので 太い支柱を添えてもらったこの木は その後も いつものように実りを深めていきました…

倒れて間も無く 実ってくれたみかんを無駄にしては申し訳ないと そうそうに収穫に行かれた時 近くで何をしても 実から離れず 逃げようとしないカエルがいたそうです。

そしてこの木が 最後に実らせた賜物。感謝致します。

『われは草なり 生きんとす。草の命を 生きんとす…』ある詩の中の一節を思い出しました。

 

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神社の御神体の山から連なる 見晴らしの良い山で たわわに実る夢みかん。

山並みの 素晴らしさ

風や光

人の手と、自然の恩恵と偉大さに感謝が 溢れてくるのです。