あそび、むすび

“あそぶというのは、あらは(顕)れる、ということですから。
かみあそび、ことばあそびで、どうでしょうか?

……不敬、って、いわれませんかねぇ
それをタイトルに掲げるのはさすがにどうかと(名前負けしそう……)

物語も、言葉も、約束も。どれもあらわれては、最後には結ばれるもの、です。

ひそひそ、と、こんな会話から決まったタイトル。

そんな「誰か」との会話と、自分の何かを、つづるところ。”

No.67

地の神さまたちの怒りってどんなんなのか、という話から
知主(チノヌシ)さまと

 
「君には聞かせたくないというか…それ以前の問題というか…」
「Gさんの受けてるあれみたいなもんですか」
「いやもっとひどいよ?」
「ひどいんだ」
「みんな(神々が)怒ってる理由はね、人間的な私心が残っていたり、私的な理由であまりにも自分勝手、動きがないから、って話なんだよね」
 
そんなことできるわけないじゃないか。そんなことしてたらやっていけなくなる!と、自分の思いで止まるのは、いつものことだが。
実際それで二の足は踏む。普通なら。
 
「…………神さま方は責任とってくださいますよね?」
「それが正しく神さまの命じたことならね。君を引き上げたのは結びの比咩だろう?」
「ええ。とりあえず神さまの働きに人生どっぷり浸かってしまった?ので、いまさらひくにはひけず、今はいいがこんなんで金もないのに将来どうすんだとつんつくと怒られるんですよねぇ…お金が足りなくて防衛してもさらにむしり取られる世の中の方がおかしいのでは…と思う一方、自分の努力も足りないからなんだろうなと忸怩たる思いを抱えていたり、です」
「その話は、みんな僕らが責任持つ話だよ。比咩も言ってただろう? 神さまは残るべきものがあるなら、自分で残す。君も、これだけやってきているんなら、その価値があるよ」
「五十黙示録が成就したのは喜ばしいことですが、別にあの絵がなくても神さまたちは何かの形で働けるようにしたよな、って思うこともあるんですよね」
つまり、描いた絵は自分が何かしたという証明のための余計なものだったのではないか、とも思っているのだ。
「そうでもないよ。神も新しく働くには形や器がいる。おふだ、かみふだ(紙、神)というのは一番古くて汎用性が高い方法でね、人間の頭と体は神々が直接書き換えに行くのが一番早いだろうから、人間のためにおふだができたのさ」
「イコンシールみたいにはならない…?いえ、そもそも背面にそのしるしがあるからいいのか」
「あのね、絵がある方がいいんだよ。親近感が湧くし、愛着が出る。ちゃんと効力もある。持っていてなんとなく嬉しくなる。そういうものなんだ。絵がないとね、人は概念としか僕たちをみなさないけど、絵があると人格や神格、相手がちゃんとそこにいるように感じる。姿形が与えられれば、そのイメージを着て僕らも動ける。いいでしょ?」
「そうか、神さまたちが皆さんの頭の中に話しかける時に、その姿を着ることができるんですね」
「そういうこと。あのね、安っぽいかな?とか思っちゃいけないんだよ。神社のおふだは木と紙でできていて、墨と朱で書かれているけど……言っちゃ悪いけど、神が光を入れてなかったら、あっちよりこっちの神札の方がはるかにありがたくて効果あるんだからね?高見えするかどうかなんて、人気が出てそのあと考えればいい」
「コストがかかってるのに効果ないなんて…」
「その意味ではさあ、気の毒だけど、神社も神社本庁のやつらも、イエスが戦った神殿前の商人たちとおんなじことに成り下がったんだよ。神の意向を受けて動くならまだしも、自分たちの我欲が出てしまったから」
「そこは明治維新の時に、記紀を読み間違えた人たちも悪いんですよね?」
「あれもあれで仕組みではあったんだけどね……違うよ、と警告していたのに、ちゃんと聞いていたら、少なくともあんな惨めな負け方にはならなかったはずだ、と神さま業界は言ってるんだよ」
「済んだことではあるとして、違う道があったんですか?ここまで堕ちきらなければ成せないことがあったと理解していたつもりですが」
「あのね、少なくとも、アメリカは勘違いしているんだ。その勘違いが正されるのに、もっと時間が少なくて済んだし、日本もここまでひどくならなかったはずだよ、ってこと。まあ終わったことだし、あちらは警告聞かなかったし、その結果として一番ひどい予告どおりになっていたら、いまごろこの日本は大災害まみれになっているよ。震度5や6でギャーギャー騒いでいるけど、本来なら7クラスが何度も起きていてもおかしくなかった世界線もあったと知っておいて」
「震度7が出るなら、マグニチュードでいえば7ですよね…今の30倍〜900倍くらいのエネルギーが放出されて、ひどいことが起きていた可能性もあったんですね」
「ちゃんと大難は小難になっているんだよ。まあ水の災害は君が思っているような大雨洪水じゃなくて、どっちかというと川や海の暴れる方だけど。津波とかね」
「火って書いてあったのは、やはり火山ですか?」
「どれもかな。雷とか、山の火とか、いろいろあるけど。火は火だよ。日本列島はその気になればいつでも日本は滅ぼせる。それくらいのポテンシャルはある。そこに住まわせてもらってることへの感謝と自覚がちょっと今の日本人には足りてなさすぎるよね。特に霞ヶ関のやつら、そろそろ気づくべきなんだけど、気づかないからもうこのまま日本はスイッチさせちゃおっか、と」
「え?だいぶ前から天はあれを見限ってますよね?」
「地の方はつい最近出たからまだだったんだよ。でも様子が分かってくるにつれて、なるほどこれは敵だと分かったので、もういいかなってね。会津の揺れは「合図」でもあるよ」
「こんなに温情してもらってるのに分かってないなら、もうやめていいんじゃないですか……」
「そうもいかない事情があってね。そもそも小難になったのは、ちゃんと「そうじ」がされてるからだよ。日本も滅びたようになる、って書いてある中で、一番マシな滅びになったんだよ。だからここからは、一気にいく」
「……日本に移ってくるのはいつになることやら」
「早いと思うよ。7月8月にはこっちの支度は終わるから」
「地の神を出すだけでも相当な負荷があったんですけど、この上まだもう一波乱あるんですね…?(遠い目)」
「君の負荷はもう少なくなっているでしょ?」
「自負が過ぎるのかもしれませんが、米中の精神界的な抵抗を削ぐお手伝いとしてもうちょっと頑張るつもりです」
「あれは宇宙の話だからね……地球に映っているデータは無力化されれば楽になるはずだから、頑張ってね」
 
 
*
 
 
「ちなみに、神さまが動いた証拠なのか、人間の間に何かのスイッチの切り替わりがあったような気がしています。財務省とか厚労省とかあたりの悪事とか、隠れていた闇が浮き上がってきたというか」
「善悪正邪ないまぜになりながら、露わになるものは露わになる。底が浅くなったから隠れていられなくなったともいうけどね」
「底が浅くなるの概念、分かるようでたぶん普通の人は分からないですよ…。そうじされて闇のエネルギーの総量が減ったから、はりぼてや化けの皮を維持できなくなったんですよね」
「そういう意味では、闇の結界が切れた、ともいうんだけどね。悪魔も闇の世界を作る時に、神の法を悪用するからね」
「悪魔版みこともちみたいなのがいるんですよね、たぶん」
「そういうこと。悪神みたいなのがね、日本の政財界やメディア界のあっちこっちに入り込んで、人間を無意識のうちに背後から使って悪さをしていたんだけど、もう地の神も出てきたから、この悪さをする人間のエネルギーも減りつつあるんだよね」
「あの、変なこと聞いていいですか?今、人間から出ている地獄のエネルギーって、もしかして…大量のバケツを使ってあっちのエネルギーを汲み出しているとか、あります?」
「勘のいいガキは何とやらだねぇ(にっこり)」
「それ漫画ネタ……いや、分かりました。とりあえず地上で人間の体に移したり、放出されたエネルギーを我々でそうじしたりすることで、向こうの資金源を減らしてるんですね…」
「地獄の中にあっても正気を保っている人間、浄化力を持っていられる人間でなければ務まらない用がある、ってことだねぇ」
「……チノヌシさん?」
「はーい?」
「もしかして、ひつくの神さまに伝達した人たちの中に、チノヌシさんも入ってるんですか?さっきから、妙に当事者だったらしいこととか、ちらほらあの神示に似た言い回しを使いますけど」
「天と地のプログラムがあるんだよ、ってことを伝えたのがひつくだからねー。僕は地の側で監督・編集だったんだよ」
「えー! 初耳ですよ!?」
「僕は大国主と国を作って去ったスクナヒコナだよ……それくらいの神格はあるんだよ…地津神札の一枚になってることから察してよ……」
「ごめんなさい……」