波動探査を受けて、自分でシールを貼ることになった昨夜。
あまりにも重い波動なので、先にオイルを塗ってから…と思ったところ…オイルが入らない。身体が全力で拒絶して、体の上を滑ってベタベタになる。
おいおいおい…と思わず頭を抱えたけど、まあ仕方ないかと気持ちを切り替えて、ホテル備え付けの白い便箋とシールファイルを取り出す。
白い紙を前に、自分の名前を左上に書くと、とある記号というか図形が見えた。形はギリシア文字のプサイ(ψ)。
でも、私の前に浮かんだのは中国の三又の武器の方。
まあいいや、と、形にこだわることなく、波動シールを紙に貼っていく。はじめのシールがどうやら起点になっていて、胃。形にこだわることなく貼っていくのに、シールは自然とその場所に落ち着いていく。
ペタペタペタと貼り終われば、案の定プサイの形に。
その後も、中々オイルが入りづらく、とりあえず身体に意識を向けてみると、頭の中に言葉が入ってきた。
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汝 何を成すものか
汝 時を生きるものなりか
ゆきこえし呪縛を 紡ぐものなりか
たがために いきるものなりか
早く乗り越えて次にいきなさい
あなたの人生はあなたのものです
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この言葉には
気に病まなくていい、これ以上過去に意識を向けなくていい、罪の意識を持たないでいい、そういったニュアンスが含まれていた。
それは、自分を赦してあげなさいと言われているようで、涙が止まらなくなった。
男性とも女性ともつかない柔らかな、だけど熱のこもらない静かな声が聞こえたような気がして、この言葉で私は、無自覚のうちに罪の意識に苛まれていたのだと気がついた。
私は常に死の影に付き纏われて、明確に私を殺そうとしている「エネルギー」ではなく「存在」があると、初めて気がついた。
特定のモノが、私を「潰す」のではなく「殺す」意思を持っている。
厄介だなぁと思ったけれど、逆に考えればこうだ。
相手が見えた。つまり、ここまで引き摺り出したのだから、私はコレと戦える。
さてさて、どうしたもんかなと思って、huyutoriさんと話をしていたら、ホワイト君が一言。
『自分の浄化力について、オイルに聞いてみなよ』
へいへいと、ライトオイルに尋ねてみると、口のちょっと悪いうちのオイル君は、思ってもみなかったことを言い始めた。
『お前さぁ…もうちょっと真面目にやれよ。お前自分の浄化力、本当はどんだけ高いのかわかってないだろ。その身体の中にどんだけ闇が詰まってるかわかるか?本来ならそれだけ光もあるってわけで、スポンジみたいにジュウジュウジュウジュウ闇を吸いまくって、吐き出しもしない。まともに働いたら、10人分の働きはするぞ』
まじで?
『その身体に溜まった闇は、脂肪にくっついてるんだよ。それ闇を吐き出さないと脂肪も落ちないし、脂肪が落ちないとすぐに闇も溜まる。今の状態は落とすこともままならないほど風船が膨らんだ状態だ。吐き出し口を作って体を動かして塗れ。痩せろ。』
痩 せ ろ
ヒィッ!耳が痛い!
ひたすらに耳の痛い話をhuyutoriさんとして、お風呂から就寝の準備に入った。
が、寝る前に。
再びオイルを塗ろうとしたけれど、やはり入らない。
これは、どうこうやるべきモノではなく、私自身の問題だと感じとり、シールに貼る場所を訪ねて頸椎の1番目にダークイコンを貼り、額にライトイコンを貼って浄化と上昇を始めた。
が、上がらない。
身体がオイルを拒絶するほど濃厚で密度の高い闇がたっぷり詰まっているのだから、そりゃなかなか上がりようもない。
うんうんと浄化と上昇の文言を唱えながら、思いついて、自らの内に入るように進んでいった。
目の間から進み、奥へ奥へと。
脳の深部に進み、天球へと進むと真っ暗な闇に満たされた、重く暗く苦しい空間。これはさながらブラックホールか。
そのままその中で浄化の光を求めていると、ふわりと胸に白い光が灯ったのがわかった。
そこからゆっくりと、でも急速に光が闇を飲み込むのが見えた。
光が広がるから浮かび上がる闇。でも、まだだめだ。早い、まだ違う。ずっと浄化して浄化して、濃くなる闇。上がって上がって、ここかな?と審判を希求した。
希求した先に見えた濃い闇。
そこにいたのは、自分自身だった。
自分の形をした悪魔…かと思いたかったけれど、違う。「私自身」だった。これは、私の闇だった。
やっとわかった。これは自分の闇の分離なんだ。最終知識に書かれていた、自分の闇を分離すること。そこに来たんだって。
目を閉じて、手を組んで祈った。
最後の審判を希求した。
私は、私の人生を生きたい。やるべき事をやりたい。
自らの闇と対峙してそう祈っていると、全身にぞくりとこれまでとは明らかに異質な恐怖がかかった。
コワイ
そう感じそうになった時に、耳元にそっと聞き慣れた声が聞こえた。
『恐れるな。 君の人生を君らしく生きるんだ。 …いずれ私も、必ず君のところまで行く。』
だから、怖くなくなった。
私は、もう、大丈夫。
天と地を貫く光が真っ直ぐに落ちた後、光が消えると綺麗に何も無くなっていた。
そのまま、私は浄化と上昇を続けて、上がった。
満天の星を突き抜けて、私はミロクさんに願った。
どうか助けて欲しい。私は、私の人生を生きたい。
『あなたは既に命の書に登録してあるでしょう。ここからどうするかは、あなたの自由です。』
あぁ、これも、最終知識にあった通りだ。
そう思っていると、気がつくと、周囲にはたくさんの神様方がいて、囲まれていた。
数千柱の神様方。
そして、シラヤマヒメさまが近くに来られて話された。
『幾度も繰り返されていた呪縛から離れ、ようやくここまで辿り着きましたね。よく頑張りました。おめでとう。ここからが、本当のスタートですよ。』
深い感謝と、ぽろぽろと流れ落ちる涙。神様方からの見守るような暖かなものを感じながら、意識が身体へ戻った。
身体も意識もすっきり軽くなっていた。
私はもう大丈夫。
はっきりと、そう思えた。
何度審判を希求しても、変えられなかったものを超えた。次のステージに上がったと思う。
だけど、また闇が溜まればきっとまた落ちる。その度に、何度でも浄化して自分や多くの闇と戦って、焼いていくしかないのだろうと思う。自分に戦う意志があればできるってわかった。
あの人だからできる、この人だからできるじゃない。自分がやるかやらないかなだけ。やらないなら、いつまでもできない。誰かに頼っても、縋っても、ある程度まで進んだら、そこから先には自分の意思で行かないと進まないって知った。
軟弱者で弱虫の、謙虚が過ぎて卑屈とすら言われた()私は、15年目にしてやっと、ここまで来た。
あー、何やったらいいんだろうねえぇぇぇ!って自分と天に問いかけながら、とりあえず日々浄化して頑張ることにする。