人は、大変な苦しみに遭遇すると、酷く弱ってしまう。
それは、物理的であれ精神的であれ、どちらであっても大きな衝撃によって、衰弱してしまう。
その時にもしも「何らかの存在」が「意図して」その人に入り込めばどうなる?
その「何らかの存在」が、悪魔であったなら?
人の意識にとってかわり、または同化して、悲劇を巻き起こすことも不可能ではないという事。
それが度々起こり、その都度苦しみ、深く入り込まれていったなら?
なるほど、と思った。
使われたのだと知った。
使われるのに「耐えられる器」だったという事。
徐々に使える器として『育てられた』という事。
元の性質が、使われるのに適していたのだという事。
予想はしていたし、恐らくそうだろうと考えていたけれど、ようやく自分の頭で腑に落ちた。
ならば、できることは、せいぜいその悪魔に一泡吹かせてやる事くらいはしたいよね?
今の器ではそれは叶わないから、磨いていくしかないよね。
ってことで、磨いていかなきゃいけないのよね。
私も含めてね。