投稿者「huyutori937」のアーカイブ

No.88/かつての王?たちの通信

会長がやってきて
 
 
「お願いがあんねんけど」
「はい (`・ω・´)」
「僕のこと探査してくれへん? なんか霊が取り憑いてるっぽいんやけど」
「はい(`・ω・´)」
 
 
精神界の会長の背中に、真っ黒に焦げたような人型の影が貼り付いていた。
 
探査して
 
出てきたのがこんな言葉だった。
 

・焼き捨て場に行くべきもの
  ヒト
  カネ
  モノ
 
・命の名前を登録されるべきもの
  神と光と命(ミコト)
 
 意識は天に地に向けられるべし
 
 支那人はヒトすら見えなくなっている
 米国人はモノよりカネとなっている
 何も見えぬのが日本人である
 
 弱き民になったものよ
 
 ひと の ち の おう だったものより
 2025/8/20 16:47

 

 
まだ足りないらしい。
二段階目の深掘りをすると、人影に歯茎と歯が見えた。口ができている。
 
上昇するとデータになって、続きの言葉が出てきた。
 

 

ごみ捨て場に打ち捨てられたもの
 
  信仰心
  宗教
  啓典
 
捨てられたものを拾いあげて
秘めつづけた人だけに配られる財がありて
ちのおうにふたたびのぼるものありて
信仰の時代はとりもどされる
無神論を終わせる用意はできたようだ
いまひとたびの火は必要なれども
 
むしんろん の ち の おう
2025/8/20 17:03

 

 
「これ、一人じゃないな」
みな、艮の金神の中にいたものたちかもしれない、と会長が言う。
 
人影は白く、半透明のものになっている。
 
「これこれこんな感じで変化してってるんです」
「ふうん。確かにこの絵が実際に見えたら怖いやろうな」
 
怖いけど。
肝が据わってるのは、そういう怖いものを見つづけてきたので、
慣れているからかもしれない。
 
浄化と上昇を続けて、さらに書いた。
 

光の ち に向かうべきひと
  ち の光になりたもふて(なりたまひて)
  闇の光から遠ざかりて
  かつての栄華 約束された栄光
  すべて ちりに返して
  いちからむきみのまま歩き出した人(ひと)
 
もどるべきひと
  いつか必ず訪れると言われた時
  その日 時が訪れて
  その日までは奪われ続け
        焼かれ続け
        亡くなり続けたひとびと
 
  わたしは眼を取り戻し
  わたしは肌を取り戻し
  わたしは肉を 骨を 腸(はらわた)を取り戻し
  わたしは血を 声を 貌(かお)を 取り返す
 
  見よ ちじょうの人々よ わたしは還ってきたのだ
 
  光の ち の おう
  2025/8/20 17:16

 

 
 
「おう」を名乗る何者かは、黄金の巻き毛と青い目を取り戻した。
どっかの記憶の中の誰かに似ている。なんか、ありがとうとか言っている。
 
「とりあえず、これ全部、どっかに出しといて」
「はい(`・ω・´)」