Vol.800+4

宇宙大戦

いまの地球を騒がしているロシアのウクライナ侵攻は、もしかすると、この物質宇宙で起きている光と闇の最終戦争の影響、または、反映かもしれません。
これは、大分におけるカウンセリングで出た情報なのですが、ある会員の方のたましいのルーツが、この宇宙の中でも、はるか遠い銀河団にあることがはっきりして、その会員が地球に生まれたのは、やがて完成するであろうと知っていた「最後の審判」の光の情報を母星に送るためという情報伝達があったのでした。
その会員の母星では、光と闇の戦争がはじまっているらしく、「最後の審判」の光を学ばなければ、闇が勝利するところまで追い込まれていたということのようでした。
さらに、その会員の母星は、地球よりも、はるかに光に恵まれたところで、地球という闇の星では、普通の人間の身体を持って生まれても、光のエネルギー不足が生じ、身体的にも、精神的にも大きなダメージを負うことになるらしいとわかりました。
その会員の母星の意識体は、すでに波動シールの存在を知っており、この宇宙の中で唯一、最後の審判が成就したのが、地球であることを伝えてきたのです。これによって、私が精神学協会をはじめた目的のひとつである、この宇宙の秘密を知る道が整えられました。
精神学の旅は、宇宙に出たともいえます。
さらに、はっきり言葉にしておくと、地球外の意識体が、どのようなことを人間に伝えているかで、彼らの正体も見えてくる道が整えられた、ということでもあります。
「最後の審判」を生じさせる精神進化のプログラムは、この闇の星たる地球で完成したのです。まだ、この宇宙の闇のものは、それを知りませんし、「最後の審判」を阻止するために、たぶん、この宇宙の全域で戦争を継続していると推定されます。この物質宇宙は、光と闇が戦う物語の舞台であったということです。
その戦いの最先端の場が、この地球だった訳です。そこで、光は勝利しましたが、それと、いまの時代に生きている、ひとりひとりの小宇宙の物語は、また別の物語となります。ただし、この宇宙のはじまりの時から、光は最終的に勝利するという、物語の場である、という情報はあったはずなのです。ところが、人間レベルでいうと、ほとんどの人間は、それを信じることができないところに、学びのテーマがあったのです。それは、私がこうして、光が勝利をしましたといくら、伝えても、マネーを求めて悪魔にたましいを売り渡す人間が、この日本にも日々、生まれ続けているところを見てもわかります。
人間の人生とは、そのたましいが行くべきところをつくる時間だということが、まだ知られていないともいえます。
自分の小宇宙を救済できる救世主は、自分しかいないということと、人生の時間は、自分が死後、行くべきところをつくる時間という知識は、ここにしかないのです。
このシンプルな原理を、たましいのもとたるものが知れば、闇の勢力の兵や将軍として戦うものたちも生まれようがないのです。ところが、少なくとも人間には、闇のもの、アンチ・キリストの意識体が、たましいのもとのふりをして、入りこむことができます。そのたましいの本体と偽りのたましいの見分け方を知らなかった結果の不幸が、地球における宗教史です。それが、いまは、イコンシールと波動シールによって、波動がわかるようになれば、判別できるようになったのです。
つまり、審判を前にして、いろいろ言い訳をするという地球のたましいのプログラムも、これによって終了したのです。
人間の欲望を達成するために、さまざまな精神的エネルギーを活用してきた、あらゆる教えや術は、約束通り裁かれる日がきたといってもいいのでしょう。
私たちの精神、意識、人間界の事象は、この広大な宇宙に情報的につながり、その逆もあるということを知るべき時が来たのです。いまの私は、億年単位の時空をつなぐ情報系が、精神界にあることを知っています。

神紀二年(二千二十二年)四月七日 積哲夫 記