Vol.720

神なき国の神物語

これまで、くり返し私が伝えてきた、鬼が出る、ことについての現時点での理解が深まったので、報告しておくことにします。

日本神界において、セオリツヒメが、このために世に出たらしい、ということは、すでに報告済みのことですが、日本史に隠されてきた、このクニの鬼が出るということだけではなく、大陸の精神界において、鬼神とされてきたものたちのデータも人間界に返される、ようなのです。

具体的には、中国の天帝たる龍が、この二千二十年から活動を本格化し、その結果が、この夏の長江の大洪水であり、北京の昼間の暗闇であり、蝗害であるというように、多くの人間の意識上に、共産党という王朝の終末の時が近付いていることを知らしめました。

アメリカという国の内部においても、中国共産党の浸透により、これまでに多くの知財を盗まれることで、自分たちの存在基盤が危うくなるということに気付く人間が増え、勝てるうちに勝つという、戦略への転換がなされました。
アメリカは、同盟軍のようなものを組織して、南シナ海と東シナ海で、中国の人民解放軍への圧力を高めています。
すでに、アメリカは、台湾を守ることを決め、そこに、日本も加わることで、中国共産党は、これまでのような、軍事的冒険をしない方向で、動きはじめています。
ただ、これは序章に過ぎず、内に武漢コロナ後の世界の大不況による経済成長の停滞と通貨戦争の危機、さらには、洪水をはじめとする天変地異によって、食糧危機までが迫るという状況のなかで、現在の共産党政権に残された、選択肢は少なく、時間は少なくなっています。
私が知らされている大陸の精神界というものは、すでに、大本教の出口王仁三郎が霊界物語で記述しているのと似ていますが、神格の筋が、日本列島とは本質的に違うものだということです。その結果としての、天帝たる龍が王朝交替期にははたらく、という歴史になるのです。
このタイプの時空では、王朝の交替期になると、途方もない人命が犠牲になることになります。
それらの人命は、ある意味で、天への捧げ物でもあったのです。
これらの歴史を終わらせるために、この日本列島で、精神界の秘密を学び終えた龍が、帰ったというのが、私の認識です。
思い起こして欲しいのですが、二千十一年の三月十一日以降の日本列島における日本民族の最大の危機の時に、日本中の龍神が総動員されて、福島の地下に潜り、原子力発電所の破滅的な崩壊を防いだのです。
これを中国大陸の龍神界も見ていたはずなのです。そして、本来の自分達の役割に覚醒したと考えてみてください。
西欧文明において、黒き龍は、長い間、悪魔だと考えられてきました。
そして、そのタイプのドラゴンも存在していたことは、私も知っていますが、それらの龍体の持つ情報は、この地球における精神界の成長と失敗の記録なのです。
ここで、日本で発動した仕組みが、中国大陸で連動して起こるとなると、中国大陸の精神界でこれまで表に出ることのなかった人間の死後の世界が、日本で起きたのと同じように、生きている人間界に重なることになります。
中国において、鬼神とは、死者のことです。そして、毛沢東の時代、中国共産党は、数千万人以上といわれている人間を死に到らしめました。
このような、王朝の終末期においては、それ以上の死が、彼の地においては生じるというのが、これまでの歴史が示しているところなのですが、それを最小限にするために、あの天帝たる龍ははたらいています。
かつて、関東大震災の時、当時の紅卍字会は、フーチーという独自の天意を知る方法によって、米をはじめとする物資を集め、震災の日に東京に届けるという、ほんとうの奇跡を起こしたことがあります。その紅卍字会によって救世主認定をされたのが、出口王仁三郎だともいわれています。大本は型なのです。これからの中国に、ほんとうに求められるのは、正しい天意を知る道になるはずなのです。

二千二十年八月二十七日 積哲夫 記

 


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