Vol.683

いよいよ、ミロクの世

この二千十九年の十二月一日に、シラヤマヒメから、ミロクの世をつくるための、ミロクダマの用意が整ったとの伝達があり、白山信仰の開祖たる泰澄が、なぜ、天武天皇の世に生まれて、日本古来の山岳信仰と仏教の一体化をはかる役割を担ったのかを、知ることができました。さらに、日米開戦から、七十八年後の十二月八日の日に、大津の三井寺にまいり、天智天皇の念持仏であったとされる金堂本尊の秘仏である、ミロク菩薩の前に立ってきました。その後、三尾神社にもまいり、ミロクの世をつくるためのさまざまな用意が、天智、天武の世から、日本の歴史のなかでつくられてきたという情報を受け取ってきました。
結論から申し伝えると、ミロクの世をつくるために、これから日本列島では、改めて、大化の改新が行なわれることになるということです。
中大兄皇子による大化の改新とは、大陸からの外来文化である仏教の伝来後に急速に勢力を拡大した蘇我氏の一族を、滅亡に追い込んだ後に断行された、天皇を中心とする国家体制の確立で、日本の元号もまた、この大化を最初としています。
私が知らされた現代における大化の改新とは、明治以降、このクニに流入してきた西欧文明という名の外来文化を背景にして、日本を支配するまでに勢力を拡大した人間グループの影響力を排除するというムーブメントです。
具体的には、これは、はっきりと神示として言葉で示されたのですが、ここから先、「日本は、資本主義とマルクス主義を、超克する」ことになる、という情報です。
ここで、明治以来、日本列島上に存在していた、神界も仏界も、人間界もというように、すべての精神的エネルギー体の内部において、西洋近代をつくってきたユダヤ・キリスト教文明の負の遺産である、悪魔的な思いのエネルギーへの免疫がなかったという問題が、精神学によって解決されたという、基本情報を思い起こしてください。すると、西欧の良心が二千年もの間、格闘してきた、神と悪魔、神性と魔性、というものの分離というものを実現するために日本列島が用意されてきたという、最後の一厘のプログラムの存在が、この地球に残された唯一の希望であることに気付くはずです。
日本列島に伝来した仏教には、ユーラシア大陸に存在していたほとんどの宗教的情報が包含されており、そこには、ユダヤ・キリスト教の知も含まれています。
今回のことで、私にとって、大きな謎であった、「最終知識」の記述をしていた時代に、接触した比叡山出身の日蓮の言葉である、法華経には力がある、という言葉の意味がはっきりとわかりました。つまり、法華経がないと、ミロクの用意は整わなかったのです。こうしたことが、ひとつのストーリーとして理解できると、現代社会を規定している資本主義とマルクス主義を乗り越えて、ミロクの世をつくるという壮大な精神界のプログラムの存在が見えてきます。
資本主義の歴史を正しく調べてみれば、その出発点には、ヨーロッパ各国の東インド会社があり、自分達たちとは別の人種を奴隷とすることを正当化するような聖書の解釈があって、奴隷売買のビジネスや戦争と金融というものの歴史から生まれた、近現代の国際金融資本のネットワークまでが、一連のものとして理解されるはずです。それは、同時に、この国際金融資本家という人間グループの支援で、マルクスというユダヤ系ドイツ人の頭の中で、妬むもののイデオロギーとしてのマルクス主義が生まれ、人間世界を無神論のルールでコントロールする大きな潮流を生み出すところにまで到ったのです。
この世界、または地球全体を、マネーの力で支配下に収められるということを夢想し、それを現実化してきた人間グループが、ほとんど勝利する寸前に、現行の人類のたましいの元である、神と神々のプログラムが発動するということこそ、最後の審判の予告の現実化です。
その現実化を、ひとりひとりの人間の小宇宙の内部とすることで、この現実世界が、最終戦争の舞台になることを阻止できるようにするのが、日本の大きな役割といえます。つまり、主戦場はこの日本で、私たちひとりひとりの日本人の内側で、ミロクの世を求めるものたちの戦いがこれからはじまることになります。資本主義とマルクス主義を超えることでミロクの世は訪れるのです。

二千十九年十二月十二日 積哲夫 記

 


 

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