vol.509

2016年8月15日報告

かねてより、この8月15日には、日本の神界全体で大きな変化が生じるはずだとお伝えしてきましたが、精神界よりの伝達があったので、緊急の光文書の更新をしておきます。
この2016年8月15日をもって、古い日本の神々の結界は解消され、明治維新以後も人知によってあるべきと判断されて、地上に用意された神社にも、現在はそれにふさわしい光の柱が立っています。
この光の柱は京都御所の紫宸殿にも立っていますが、東京の宮城は、かつての江戸城(軍事施設)ということもあり、立ってはいません。
この動きを正しく理解したいという方は、最終知識を改めて読んでいただければ概要はつかめるはずだと精神界は、改めて、伝達しています。
今上陛下は、2011年の大震災の後と今年の2回に渡って、自らの言葉を「みことのり」として国民に届けていますが、これは、125代の天皇の存在を貫く、この日本国の神政民主主義ともいうべき、まつりごとのあり方を国民レベルで考え、現実化するという歴史上かつてなかった時代の扉を開く命とも言葉とも書くべき「みこと」なのです。ここから先は、国民のひとりひとりが主役となるべき日本の時代がはじまります。
ポケモンの騒ぎに対応するかのように、地上の神社を去った神々の存在は、光の柱の上でつながった光の領域に新しい座を与えられて、いわば天の神界ネットワークが、地上に投影されるような、これまで地球には存在しなかった光の結界が日本列島を結ぶなかに、移行したと私には伝えられています。とりあえず、神々がお呼びになった人間の参拝時には、神々の存在が降りていると感じられるような反応があるはずですが、もともと、神々の座は地上にあるわけでもないので、これが正しい姿だといえます。これが、実は日本の仕組みの姿だということなので、このしくみを人知の側に移すために、「記紀は時空の設計図」と名づけた坂本敏夫対談の続篇を、はじめることにします。そのタイトルは「日本のしくみとは何か」というものです。それに伴い、すでに公開している対談は、削除されますので、まだお読みでない方は、お早めに読了ください。
これから、この国では、2018年の明治維新150年に向けて、開国以来に入ってきた西洋由来の政治思想から解放された言論空間が生まれ、そこでこれからの民主制度というものが議論されていくはずです。
この国民参加が、実は天皇を主体として、約1300年前には大陸や半島の国家群とは、まったく別の道を歩くと決めた先人達と古事記や日本書紀を記させた神的存在が目指した国体というものの姿です。
いまになって、多くの日本人が、朝鮮併合を歴史上最大の失敗であったことに気づきはじめていますが、白村江の敗北後に、この国に流れ込んだ百済系の人々の日本文化への融合には、その後約300年もの時間が必要でした。敗戦後に残留したものはわずかで、在日朝鮮・韓国人として、いまこの国に住んでいる人間の多くが、朝鮮戦争時の難民であったという歴史すらタブーにしてきた戦後の日本社会の闇に、これから光が当たると、右にも左にも多くの敗戦利得者がいる現在の日本の問題点が見えてきます。古事記と日本書紀の警告を無視して敗戦につき進み、戦後も、物質万能のアメリカ文明の信奉者として生きてきたものたちが、死という審判の時を迎えつつある、いまという時代に、人間のたましいの存在を認めたものは、彼らが、死後の世界で報いを受けている現実を真理として知ることになります。
日本人は、この日本列島という地球の主宰神のご神体の上で、そのわけみたまをたましいの一部として受け取り、人生という時間の旅をしている進化の最終形のある精神的存在なのだということを、世界に証しするために、今上陛下のご存在があると理解すれば、ひとりひとりの日本国民の役割も自覚できるはずなのです。
人間が孤立した存在で、自分自身の欲望達成のために生きればいいとする物質万能の価値観で教育された人間が、日本という国を破壊するということに気づかぬように戦後70年間のこの国は仕組まれていたと考えてみてください。その手先として無自覚に生きている人間が、これからどんどん死に到る時代がはじまるのです。そのたましいの救済もまた、日本のしくみのなかにあると知れば、多くの人間はこの国に生まれたことに感謝することになるはずです。日本神界の話は、8月21日の東京のセミナーで、詳しく語ります。とりあえず、ご報告まで。

2016年8月16日 積哲夫 記