「危機の時代」
自分で生き抜く力は自分で身につけなければならない。自分のプロデュース術も自分で見つけなければならない。
まずどうやってその身につけ方を作るか。
それは生き方を覚えるということと同義なのだ。
このままでは生きていけない。置いていかれる。その危機感を感じる感覚さえ麻痺してしまったこのクニに、生き残る術があるとすれば、私たち一人一人が目覚めていく以外に道はない。
私たちが支配を拒絶するために、私たちこそが知恵と力をつけなければならない。
彼らの正反対をいかなければならないのだ。
洗脳でバカにするのなら、知恵をつけて強くなってもらう必要がある。スキルを作って、勉強して、道具を磨いて、自分を磨いていただくしかない。
その知恵の付け方と努力をメディアは忘れさせた。
ひどいと怒るのは簡単だ。
信じるなと言って回るだけならそれはメディアと同じことだ。受け身になることを許してはならない。
自分から取りに行くことを覚えなければならない。どんなことでも貪欲にがむしゃらに吸収するしかない。やれないできないで尻込みしている時間はもう終わってしまった。そうでなければこの時代になんの役に立てるのか。できることから始めなければ。
と思うけど自分もまぁできないことが多い。できないなりにやるしかない。他の人と手を取り合って。
本質を突かなければならない。
人が受け身になったら不利になる状況を作ればいい。
危機だけが人と国を強くする最大のチャンスだ。
コロナ禍では受け身でいてはいろいろな意味で不利になる。常にそうだったことが、余計に強くなっている。
不利を悟っても何もできない人々には、残念だがそのまま退場してもらうしかない。
人間にも淘汰圧の時代がやって来た。
羊でいるものに待っているのは死と病の地獄しかないような、最悪の時代が。
ああ、本当に嫌な時代になった。
いい時代の裏返しでもあるけれど。
どうすればいいのか。私たちは間に合うのか。
希望はいつも精神学が示す光の先にしかない。
『全ては物語だ。道は敷かれている。どのみち、この道を進むしかあなたに道など残されていない』
『生きているならば、駆け抜けろ』