No.31

「危機の時代」

 

自分で生き抜く力は自分で身につけなければならない。自分のプロデュース術も自分で見つけなければならない。

 

まずどうやってその身につけ方を作るか。

 

それは生き方を覚えるということと同義なのだ。

 

このままでは生きていけない。置いていかれる。その危機感を感じる感覚さえ麻痺してしまったこのクニに、生き残る術があるとすれば、私たち一人一人が目覚めていく以外に道はない。

 

私たちが支配を拒絶するために、私たちこそが知恵と力をつけなければならない。

 

彼らの正反対をいかなければならないのだ。

 

洗脳でバカにするのなら、知恵をつけて強くなってもらう必要がある。スキルを作って、勉強して、道具を磨いて、自分を磨いていただくしかない。

 

その知恵の付け方と努力をメディアは忘れさせた。 

ひどいと怒るのは簡単だ。

 

信じるなと言って回るだけならそれはメディアと同じことだ。受け身になることを許してはならない。

 

自分から取りに行くことを覚えなければならない。どんなことでも貪欲にがむしゃらに吸収するしかない。やれないできないで尻込みしている時間はもう終わってしまった。そうでなければこの時代になんの役に立てるのか。できることから始めなければ。

と思うけど自分もまぁできないことが多い。できないなりにやるしかない。他の人と手を取り合って。

 

本質を突かなければならない。

 

人が受け身になったら不利になる状況を作ればいい。

 

危機だけが人と国を強くする最大のチャンスだ。

 

コロナ禍では受け身でいてはいろいろな意味で不利になる。常にそうだったことが、余計に強くなっている。

 

不利を悟っても何もできない人々には、残念だがそのまま退場してもらうしかない。

 

人間にも淘汰圧の時代がやって来た。

 

羊でいるものに待っているのは死と病の地獄しかないような、最悪の時代が。

 

ああ、本当に嫌な時代になった。

いい時代の裏返しでもあるけれど。

 

どうすればいいのか。私たちは間に合うのか。

 

希望はいつも精神学が示す光の先にしかない。

 

 

『全ては物語だ。道は敷かれている。どのみち、この道を進むしかあなたに道など残されていない』

 

『生きているならば、駆け抜けろ』