No.24

「本当にやる気だあのひとたち」

 

時事ドットコム 2020年6月
「生物の進化促進、生態系調節の役割も ウイルスの「存在意義」の解明進む」
https://www.jiji.com/jc/v4?id=202006sss0001

・ウイルスが生物の進化を促す
地球に生命が現れたのは約38億年前。一方、ウイルスは遅くとも30億年前には地球に存在していたとされる。その根拠は、30億年前に大きく枝分かれした生物の分類群に共通して、その後もウイルス感染の跡が見つかっていることにある。ウイルスは、地球に現れてから常に自らを増やす場を求め、生物に感染し続けてきた。そのひとつが、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の動物やヒトへの感染である。

 

では、ウイルスは私たち生物にとって単に「感染する」のみの存在だったかというと、そうではないらしい。「生物の進化を促す」働きがあることも、近年の研究から分かってきた。

 

それはこんな具合だ。

 

ウイルスは、ヒトをはじめとする生物の生殖細胞に感染すると、その生物の遺伝子の総体であるゲノムの一部と化してしまうことがある。そのため、生物のゲノムの中にはウイルスのゲノムに由来する、もしくは極めて類似した領域があり、そのようなDNA分子の並びは「内在性ウイルス配列」(EVE:Endogenous Viral Elements)と呼ばれる。生物のゲノムを構成する要素は、その特徴や由来によって幾つかに分類されるが、ヒトで約2万2000個あると知られている典型的な遺伝子よりも、実はEVEの方が構成比としては大きい。

 

EVEのほとんどは、すでに遺伝の機能を失った「がらくた」と考えられている。だが、中には感染先の動物の体内で新たな遺伝の機能を獲得し、生物進化に深く関わったものもある。

 

つまり、動物にとってウイルスは単に「感染してくるもの」ではなく、「進化を促すもの」でもあり得るわけだ。

 

・胎盤進化のウイルス関与を解明
ウイルスの生物進化への関与を示す例が、日本の研究者たちによって報告されたのは2013年のこと。京都大学准教授の宮沢孝幸氏らの研究グループが、ウシ科動物の胎盤の構造などの多様化という進化に、EVEの一種が関わっていることを解明したのだ。

 

グループの一員であり、現在は東海大学医学部で講師をつとめる中川草氏は「哺乳類の胎盤は、ヒトでは円盤状ですが、種によってまだら状や帯状のものもあります。また、その発生のプロセスや組織的な構造が異なります。出産のための機能としては共通しているのに、どうして形や発生の仕組みなどは多様なのか。胎盤の作られ方への興味などから研究が始まりました」と経緯を話す。

 

ウシの胎盤を理解することは、人工授精の成功率を高めるなどの実利にもつながるため、研究チームはウシ科動物に着目して研究を進めた。そして、ウシのゲノムに内在化したウイルス「BERV-K1」の膜を構成するタンパク質に由来する部分が、ウシ科動物の中でも「ウシ亜科」(ウシ、バリギュウ、シタツンガなど)に限って、胎児と母の間に「三核細胞」の形成という特殊な細胞融合の現象をもたらすことを確かめた。同じウシ科動物の細胞融合でも、ヒツジやヤギなどの「ヤギ亜科」ではこの現象は起きない。このことから、BERV-K1は、ヤギ亜科と分かれた後のウシ亜科に感染し、胎盤形成に関わるようになったことが導きだせる。

 

つまり、「同じウシ科でもウシ亜科とヤギ亜科では胎盤のでき方が異なる」という進化の多様化を、ウイルスがもたらしたことになる。

 

「本当にやる気だった……」

 

『ウイルス 進化』でGoogle先生に聞いてみた結果が上の記事と引用文。

 

過去にウイルスが人間の胎盤形成のタンパク質生成に関わる遺伝子を書き換えた跡が、確かにあったことになる。
ていうか、これでは遺伝子組み換え作物のことを悪く言えない。
普通に私たち、日常的な遺伝子組み換えホモ・サピエンス・サピエンスじゃないか。

 

神さまたち、胎盤と人間の細胞膜のタンパク質の構成を本当に変える気だ。

 

もう少し説明しておくと、胎盤形成に関わっているのはシンシチンと呼ばれるタンパク質だ。コロナウイルスのスパイクタンパク質膜にもこれと同じものが含まれているゆえに、ウイルス感染もワクチン接種も、免疫獲得の結果として不妊問題を引き起こす可能性をはらんでいる。
たぶん、エイズウイルスやCOVID-19が人間の免疫システムをかいくぐることができるのは、こんな風に、人間も持っているタンパク質を使ったスパイクタンパク質を持っているからなのだ。

 

『ご存知のように、ウイルスは人間の遺伝子情報をアップデートするのに使われる時もありますから。要するに、コロナウイルスの困った改悪アップデートを修正するアップデートプログラムを配信するって話ですよ』

 

コンピューターのオペレーションシステムと同じだ。Windowsの配信元のMicrosoftが月イチでやる脆弱性回避のセキュリティアップデートと同じ構図なのだ。

 

もし、本当にアップデートが可能で、そのようなウイルス感染が起こるとしたなら。
そのウイルスの感染を受けた人間は、胎盤形成に関わる主要なタンパク質を現行のものから変更するかもしれないし、COVID-19の脅威に対する耐性ないし、免疫不全を引き起こすウイルス系に対しての識別機能を強化するような性質を獲得できる。パンデミックや現在の一部の病院への医療負荷集中といった状況は終息し、人種の殲滅戦は失敗に終わる。

 

それに、サイトカインストームが起きるのは、免疫反応が宿主の正常な細胞まで巻き込むからでもあるわけで。
要するに人間の中で使われている符丁をこのウイルスも持っているから、その符丁をそもそも変更してしまえば、ウイルスやワクチンの悪意は梯子を外された格好になるという、神の算段。

 

いや…まあ、パンデミックを収めるためにさらにパンデミックが起こる可能性があるってことなんだけど…。
なに、このバカみたいな状況…。

 

そんなわけで、いろいろ朝から呆然としている。