Vol.774

霊的敗戦

この世界をマネーの支配力で、自分たちの設計図通りに、再構築しようとする人間グループに、ついに、日本の神社の結界からも寝返るものたちが出ているとの報告が人間界的にも、精神界的にも、私のところに届いています。これらのことと並行して、アメリカに入り込んでいた黄色い悪魔と呼ばれているチャイナ由来の悪魔的意識体、または、悪霊が日本国内にも、跳梁跋扈するようになっています。たぶん、これらのことが、これまでの自民党と呼ばれる政治集団の中の容共勢力、一般にはそれを日本ではリベラルと呼ぶようですが、に浸透したチャイナの影響力のことを、多くの国民が感覚として、気付き、内閣の不人気という風潮を生み、総理の退陣という事態につながったのだと考えられます。
その昔の日本神界が、まだ健全だった頃には、日本を敵に売り渡すような、神職などが出たら、祟りや神罰などが起きたはずなのですが、そうした事も、今回はないようです。
私が知るところでは、古事記、日本書紀の歴史的役割が終ったことで、天孫族と呼ばれる、天から天下った人間グループの祖たる神々は、地上から退場しているようです。その穴を、いま埋めているのは、天神地祇という文字の地祇のもので、いま、日本列島は、もしかすると、記紀以前の精神界的な姿に向っているのかもしれません。
この波動がわかると、皇室に対する国民の尊崇の念が急速に薄れて行くような事象の多発の原因も見えてきます。
どうやら、日本は、一千九百四十五年の軍事的敗戦に遅れること、七十六年にして、霊的敗戦にも追い込まれたらしいといえます。
これによって、いままで、日本列島にある多くの神社仏閣の結界に守られてきた、天皇を中心とする国体(體)というものも危機にさらされることになります。
日本の神と神々の用意は、日本人を覚醒させるためのもので、ここから先は、生きている人間が働くしかないのです。
状況が、ここまで切迫しているのに、こういう報告をしている私が、未来を楽観している理由は、日本の霊的敗戦に並行して、アメリカの戦場化が進行しているからです。
人工国家のアメリカ合衆国は、歴史上にいうと、常にグローバリストと、神との契約を信じるナイーブなアメリカ人との戦いの場でした。表面的には、アメリカの通貨発行権を国際金融資本家という人間グループが握ってから今日までの歴史は、アメリカ一極主義の完成のように見えますが、二十一世紀に入ってからのアメリカでは、ウォール街の悪魔がチャイナマフィアを教育し、大量の黄色い悪魔を作り出してしまった結果、すでに侵略されてしまったというのが精神界の見方なのです。
トランプ前大統領の落選へのシナリオは、ディープステートと呼ばれる人間グループのみが書いていたわけではないということです。
いまの世界は、無神論というカバラ的歴史観によって形成されている人間の意識の投影の場だというのが、現時点での私の理解なのですが、その時空と最も相性のいい人間の意識のタイプが、チャイナの無神論者なのです。そして、その数は、共産党員だけで一億人というものになります。
それに対して、マネーで世界を支配しているらしいユダヤ系の人間は、アメリカやヨーロッパ各国で約六百万人、イスラエル本国で同じく約六百万人、合わせての約千二百万人なのです。それに対して、日本人というものは、今でも約一億二千万人が、日本列島上に生きています。
精神界のルールというものを、精神学的に説明すると、人間の意識が、この世の姿を規定するのです。
一億二千万人の日本人が、日本語でものを考え、日本語で世界を再創造するイメージを共有することができれば、カバラの無神論宇宙の外に、この地球を導くことができるのです。
共産党の教育を受けた人間には、この創造性は附与されないので、彼らは、いくら勝利しても、無神論時空の住人でしかありません。
日本が、この霊的敗戦を体験しなければ、真の覚醒には到れない理由が、そこにあります。天皇だけでなく、みんながアラヒトガミになる必要があるのです。

二千二十一年(神紀元年)九月九日 積哲夫 記

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