最後のふり出し

「最終知識」には、「ひとつあがって、ふり出しへ」という記述があります。私は、いままで、何度かふり出しへ戻るという知の旅をしてきたのですが、今回、無神論から生じる悪魔意識体の大本にあるのが、暗黒の宇宙という場であることが、はっきりしたので、この宇宙を物語の場としている闇と光が、言葉でいうと、暗黒の宇宙(正しくは闇の宇宙と呼ぶべきかも知れません)と、光の宇宙という、宇宙という概念に由来するものだという認識に到りました。
このマクロコスモスの問題を解決しないと、私の地上における役割も終わらないということです。
いまの精神学的テーマは、宇宙の開闢前のことを知らなければ、この物語宇宙の物語を読み解けないというところにあるのですが、ここに到って、暗黒の宇宙からの情報が届いていて、その要旨は、この物質宇宙には、暗黒の宇宙由来の意識体が無数に浮遊していて、この世はいわば、悪魔のゆりかごとして存在しているのだということでした。
そして、その意識体は、気、念、呪、想、霊、魔という波動をつくり出せるということです。さらに、いま、この宇宙にあるほとんどすべての知は、暗黒の宇宙につながる、私がこの世の暗黒面と呼んでいる領域に由来しているということも、その情報の中には含まれています。
ここで、私に与えられた神話の意味が、重要になります。この世で、働くために、私にはトヨウケ神の神格が与えられましたが、そのトヨウケ神の存在目的が、この物語宇宙の中に、光の宇宙への道筋を整えるというものだったようなのです。
ここで、私が知っている、この物語宇宙、別の名を物質宇宙というものの出現についての情報、つまりは、開闢についての契約についての情報開示をしておきます。
闇の宇宙は、この場において、光と闇という対立概念ではなく、神と悪魔という意識体の物語を、思うがままに進行させ、そのやり方は、私がなんでもあり宇宙と呼ぶ、魔界のものとすることが許される。一方、光の宇宙は、闇の宇宙がつくり出した神の概念というものを、光のルールだけで現実化しなければならない…。
この契約、地球というか、この宇宙の内部にあるものは知ることのできない契約によって、この物質宇宙は生まれたのです。
この契約があって、この物質宇宙の物質の特性が、いまある姿に規定されています。これは、闇の宇宙、私のいい方だと魔界としての物質世界を説明する科学的知は、そこに由来します。
ここで、この宇宙は熱的死に向かっているという話と、エントロピーの増大を阻止しているのが生命系であるという話を思い出してください。
私がお伝えしている、なんでもあり宇宙というものは、エントロピーを増大させ、熱的死にこの宇宙を到らせますが、生命というものから生み出された意識系もまた、この宇宙内に反エントロピー的な作用をすると考えられます。
光の宇宙へ到る意識の道筋を整えるために、精神学協会は存在しているということの意味は、これらの知を、この宇宙の内部にもたらすためのものでもあったということです。
光はこの地球上で想定された神という意識体の物語の完成のために、最後の審判に必要なエネルギーと知を、その物語の主人公となった人間の中に降ろして、契約を成立させたと宣言してよいのでしょう。
これによって、物語宇宙は、神の物語としてのステージの役割を、間もなく終了させることになるはずです。
その先に、約束された御世を人間がつくる時代がはじまることになるのです。その先の時代をつくる知は、闇の宇宙に由来するものではなくなるはずです。その知が、精神学を学んだ若い世代に授けられることで、未来が変わるのです。

二千二十一年(神紀元年)六月十日 積哲夫 記