Vol.612

神変わり、人変わる

神または神々の元たる存在が、人間世界に降りて十二年。何を学んだのかが、これからの人類の歴史であきらかにされることになるはずです。
実は、この十二年の間、私は精神学協会の会員の方々と、これからの人類の意識のモデルとなるような脳と身体を使う新しい「たましい」のモデルを探してきたのではないかと考えているのです。
この宇宙が、不完全なのは、それを学ぶことで次のステージに到達する存在があるためだという、簡単な結論を受け入れてしまえば、いまの人類の知で、ほとんど、すべてのことの回答が得られると考えてみてください。すると、いまの地球上で起きている、さまざまな政治と経済の事象のほとんどは、一神教の聖書の記述の影響を受けて、何者かがつくり出したらしい事象ということが見えてきます。
この時代に出現した、アメリカのトランプという大統領も、ロシアのプーチンという大統領も、わが国の安倍晋三という首相も、もしかすると、このタイミングで、地球全体の変動に関係するように時代が用意した人材なのかもしれません。この視点に立つと、これから、全世界で、中央銀行制度という途方もない価値の創造をなしとげて、聖書の預言を自分たちの解釈による世界を実現するために、人為的に使おうとする人間グループの正体が、普通の日本人の眼に見えるようになり、戦後の日本を支配してきた者たちは、みなその勢力の手先らしいということがわかるはずです。
その手先であることの自覚なしに仕事をして、結果として、日本をダメにする活動をし続けている人間が、いまのこの国では成功者と思われるような状況が、官界や学界や実業界だけではなく、マスメディアから労働組合という、本来ならば、権力のチェック機関としてはたらくべき分野まで、満ち満ちている現状こそ、九分九厘まで、マネーという魔物に服従してしまった姿と考えれば、聖書や日月神示の予告通りの時代が来ています。ところが、このマネーの支配力を、マネーを愛するアメリカのビジネスマンあがりの大統領が打ち壊そうとしているところに、この世の不思議さがあります。本来、資本主義とは相いれない共産党の支配する大陸の国家が、エリートたちをアメリカに留学させて、資本主義の金融システムを学ばせて、マネーをコントロールするノウハウを一党独裁の中央集権体制で活用すれば、手間とコストのかかる民主主義のシステムに勝利できると気づいたことが、現在の貿易戦争のもとにあるのですが、この国の識者の多くは、そのことにすら気づいていないようです。
かつて、チャーチルの大英帝国は、アメリカを戦争に引き込むために、大日本帝国に対する貿易戦争を仕掛けるようはたらきかけ、それに、アメリカ国内で呼応したのは、共産主義にシンパシーを持つ白人の人間グループでした。このグループの生き残りが、これまでのアメリカの国務省の対日政策をコントロールしてきたのですが、その時代が終わりを迎えたようなのです。
ここから先のアメリカは、かつて大日本帝国が向き合った朝鮮半島と大陸の問題に直面することになります。これが、アメリカの持つ西へ向かう本質的な願望の現われであり、その到達点は、エルサレムだということも、トランプ大統領の政策を見ればよくわかるはずです。
そのエルサレムに、ユダヤ教の神殿をつくるためには、ソロモンの秘密のなかにあるであろう、失われたアークが出てくる必要があるのですが、その秘密が、日本から開示されるとなると、いまある世界のすべての神的根拠が失われます。
四国の剣山に、そのアークが隠されていてもいなくても、私には重要ではありません。いちばん重要なのは、その聖書の預言を現実化するために、日本という場が用意されていたという、神知を人間が知ることなのです。その知に到る時に、約束は成就し、神も変わり、その神を、たましいに投影する人間も変わるのです。日本人のたましいが、覚醒するということは、この地球に救世主があらわれるということなのです。そのために、この八月、大きな試練が、訪れようとしています。

二千十八年八月二日 積哲夫 記


【いままで隠されていた文書の再公開/霊性時代Vol.6】 

ある超能力者の脳のはたらき方が、これからの人間の脳の使い方

大切だから…との指示があって、ロシアの超能力少女ヤーナの超能力治療のテレビ番組を見ました。ロシアは、旧ソ連の時代から、超能力研究では先進国でしたから、どこまで進んだかを知っておけということなのかという軽い気持ちで見ていたのですが…。番組はヤーナという名の少女が、膠原病の一種であるベーチェット病の日本人女性の失われていく視力を回復に向かわせるという、超能力治療を紹介するものでした。この超能力少女の脳のはたらき方を、気功師やスポーツ選手、暗算の名人などと比較したコーナーで、私は、上層の精神界とコンタクト中の同行者の脳のはたらき方とまったく同一のプロセスを踏んでいることに驚きました。というより、精神学が伝えようとしている、ほんらい人間の脳は、このように使うものだというプロセスを、その少女の脳は忠実に反映していたのです。
ああ、ここまできたということかと納得して、いままで、あえて伝えてこなかった精神学協会の正会員のプログラムの目的が、この脳の能力開発にあることをお知らせします。
人間の脳は、神という存在をモデルに進化してきているというのが、私の知らされているところです。そして、人間の脳を正しく使うことができれば、神とのコンタクトも可能だというのが、私と同行者が、長い時間をかけて検証してきた「最終知識」の主要なテーマなのです。
精神界とコンタクトできる脳のはたらき方というのは、ヤーナの脳と同じように、まず、前頭前野が活性化し、次に後頭葉が活性化、その次に頭頂葉が活性化し、それが側頭葉にひろがっていくというかたちで、脳の全領域を使うものなのです。脳のこの潜在能力のはたらきを、阻害しているのが、人間の意識の蓋というやっかいなものです。しかし、見えても見えず、聞こえても聞こえず、が許された時代は、もう終わります。
精神学協会の正会員のプログラムは、いまは、超能力者といわれているほんらいの人間の脳のはたらき方を開発するものなのです。この脳のはたらき方ができていない人間に、神のデータは解析不能です。コンタクトの起こりようもありません。しかし、その用意ができれば、人間は、ほんらいの神の容器としての能力を発揮できるのです。
このサイトがなぜ、ゴッドブレインという名を持つのかの理由が、そこにあります。

2006年1月10日 積哲夫 記