Vol.611

四の扉

この二千十八年の七月二十二日と二十三日、私は大三島から四国へと渡り、四国の古い結界が切れ、新しい日本の神社結界のなかに組み込まれたことを確認してきました。これで、四国の八十八ヶ所の結界の下に隠されてきた、ダビデの星、ソロモンの星のデータ、わかりやすくいうと旧約聖書の伝えてきた人間精神または神としての宗教のもとをつくるはたらきをしてきた、ある種の神格の秘密も人知の側に移行することになるはずです。
四国は死のクニであり、ヨミのクニと、私は伝えられてきましたが、これで、ミヨの扉を開く重要な役割をはたすことになります。
そして、このタイミングで、広島の原爆を第二総軍司令官として、現地で生き延び、昭和天皇の終戦の決意を固めさせた八月十四日の御前会議に先立つ元帥会議で、「担任正面の防御に…確信なし…」と発言したとされる畑俊六陸軍元帥の霊が、引き上げられたという報告がありました。それが何を意味するのかというと、たぶん、今年の八月六日の広島原爆投下の日から、戦後の日本を息苦しくしてきた、核兵器に関するつくられた潜在意識に変化が生じる方向に動くと予測できるのです。
広島の平和公園の慰霊碑に刻まれた、「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませんから」という文言は、祈りの言葉にすらなっていないことに、多くの日本人が気付くタイミングが来たのかもしれません。
昭和天皇は、大日本帝国における原爆製造に関する報告を受けたときに、それほどの非人道的な兵器の開発を禁じたといわれています。もしこのタイミングで日本が開発をはじめていれば、という歴史上のイフは別にして、軍部は秘密裏に原爆開発を、ウラン鉱石が豊富であり、かつ電力も豊富だった朝鮮半島北部で進めており、この原爆が終戦直前に実験の成功をみていたとの報告もあるのです。
この記録が、朝鮮半島北部を軍事占領した旧ソ連を経由して、いまの北朝鮮の政治指導者に流れていたと考えれば、いまの北の核問題のルーツは、この日本にあることになります。
戦後の日本の教育のせいで、戦前の大日本帝国の科学技術の水準は、欧米に比べて遅れていたと思い込まされていますが、実は、大量生産技術の遅れを除けば、欧米の先端技術とほぼ共通の知的レベルを保持していたのは歴史的事実です。
いま、この日本人の知的レベルが急速に低下しています。そして、それこそが、GHQに代表される欧米の支配層が日本に仕組んだ亡国のシナリオなのです。
それを仕組んだものたちが、たぶん、最も怖れているのが、日本に隠されているかもしれないソロモン王の秘密だと、私は認識しています。これが出ると、世界が変わります。出口王仁三郎の言葉でいうなら、悪神の世の終わりがきます。たぶん、ことしの八月がそのタイミングとなるはすです。

二千十八年七月二十六日 積哲夫 記


【いままで隠されていた文書の再公開/霊性時代Vol.5】 

四のプログラム

一厘の仕組みは、動きはじめると、急激に進行するということは、前にお伝えしました。この2006年は「四」のプログラムだとされています。
すでに、お気づきのように、「四」は世であると同時に死でもあります。
会員ブログのひつく神示に、ヨミの国の扉が開かれたことが示されていますが、ここで聖書の黙示録を読んでみてください。第20章です。
命の書の記述のあるところで、「死も黄泉も死人を出し…」という一節があります。神界のミニチュアが置かれた日本でクニトコタチと呼ばれた神格の上級神が、地球の主宰神です。その神格が、世界の立替え立直しのため、覚醒するというのが、日本で伝えられてきた最後の一厘の仕組みですが、それは、キリスト教世界では、最後の審判として伝えられてきたものと基本的に同じ情報なのです。この地球の主宰神は、これまで地の底で、人間世界を支える役割をしていました。そのため、人間は、天・人・地という関係で、地上世界を支配することが可能だったのです。
地球のすべての神も人間のみたまもそこから生じ、精神世界の天も、この主宰神によってつくられたエネルギーの場でした。人間は、あまりにも傲慢に、その天も地も支配できることを発見し、それを実行してしまいました。人間が神すら支配しようとしたといっても実感はできないかも知れません。しかし、現代の日本人は、利用できる限りの古き神の情報やエネルギーを使って、悪魔というべき時代の支配者に奉仕している、といえば誰もが納得できるのではないでしょうか。
この2006年冒頭に、天・人・地の関係を、天・地・人とするという最終的な決定が、ひつく神示によって、人間界に伝えられました。「たましい」や「霊性」という問題をこえて、大きな地球的変動がはじまるはずです。
地球を根の底で支えてきた神格が、天にのぼり、光のものとして活動するということの意味を、よく考えてみてください。ひつくの神による告知が、1月6日にはじまってしまったので、お知らせしておきます。

2006年1月7日 積哲夫 記

追記
この1月3日に<みことふみ>をはじめた地球の主宰神が、7日と8日に連続して歌を届けてきました。7日は全37首にのぼりますが、一般に知らせるようにとの指示のあるものだけを、独立した<みことふみ>として公開しておきます。
そのほかの歌は、当面秘密ファイルに入れることにしました。